美味しいのか、美味しくないのか | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

美味しいのか、美味しくないのか

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です

あらら、また雪模様に。
チューリップの芽、ふたたび、あえなく雪の下へ。


こんな天気の中、わざわざ、我が断捨離オープンハウスにご来訪の受講生さん。
彼女のお悩みは、夥しい本の山、また山。
山というより、山脈と形容したほうが適当らしい。

でね、その中の、まだ読んでいない本たちに、ひどく後ろめたさを感じて。
ブックオフに売るにしても、読み終えてからでないと、忍びなく。
では、少しでも読んでからと、読み始めてみても、遅々として進まず。
だいいち、部屋中に溢れる積読本、多忙を極める仕事の最中、
とても向かい合う時間も余裕もない。

でね、ぽん♪は思うのですよ。

本も食べ物と同じだと。

レストランで、美味しそうだなと思って注文しても、口に合わない時もある。
それどころか、不味い場合も。
人が美味しいからとすすめてくれても、自分の好みではないものもいっぱい。
ぽん♪だって、ゲテモノ・珍味は、苦手だし。

もちろん、パクパクと食が進み、満腹満足ご満悦の美味しいものも。

また、どんなに美味しいものでも、お腹がいっぱいならば、食べたくないことも。
出来立てのほやほやが、食べ時を逸して、不味くなることも。

とまあ、食べたくないものを、食べたくない時に、食べろと自分に強要するなんて、
とんでもないことでありまして。

本だって、そうなのです。

読みたくない本を、読みたくない時に、読もうとしたって、無理。
たまたま買ってしまった、そう、メニューで注文して失敗しただけ。

なにも読んでいないからといって、後ろめたく思う必要もなく、
埃にまみれさせて、自分が寝る場所もなくなるほど、堆積させておく必要もなし。

その時、ベストのタイミングの本は、あっと言う間に読んで愉しめるはず。

身体が、今の自分にとって、美味しいものと、そうでないものを感じとるように、
頭は、今の自分にとって、必要な本と、そうでない本を、知っている・・・

積読本に、後ろめたさは、無用。
まして、その後ろめたさの言い分に、いつかそのうち読むかもしれないと、
時間も空間もエネルギーも取られることこそ、もったいない。

さっぱりと、断捨って、今のわたしに一番美味しい本と入れ替えを。
はい、そうすれば、ゆっくりと読書を愉しめるスペースも、確保できますよ。

ね、ちえさん(^^♪
美味しいのか、美味しくないのか