断捨離の報告 「ダイニングテーブル」 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

断捨離の報告 「ダイニングテーブル」

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。

断捨離のやましたひでこです。


時として、これら大型家具、テーブルやソファが、

家族の姿に、大きな影響を与えるもので。


あなどれないのです。


そんな、体験談を披露してくれた受講生さん。


明らかな買い物の失敗。


けれど、それは認めるわけにはいかない。

何故なら、自分は、インテリアの専門家。


吟味して選んだはずの自宅用の素敵なダイニングテーブル。

センスよく、定評あるブランド、しかもそれなりに高価。


けれど、わずかに高い、数センチ程なのだけど。


その数センチが、彼女の家に、混乱をもたらした。

その後15年間にわたって。


僅か数センチでのことで、居心地の悪いダイニングテーブル。

その居心地の悪さが、家族を自然に遠ざける。


結果、リビングばかりに、人もモノもひしめくことに。


ダイニングとリビング、二つの空間がありながら、

機能しているのは、ひとつだけ。


今にして思えば、しごく当然と言えば当然な話。

人の数も、モノの量もそのまま、けれど、空間は半分。

だから、混み合うわけで。


でも、最初は、何故だか分らなかった。

自宅の混乱の理由が、

リビングが、何故、人とモノの吹き溜まりになるのか、

分らなかった。


ようやく、その理由に気づいた時、

彼女は、それを封じ込めることにした。


繰り返そう、

何故なら、自分は、インテリアの専門家。


そして、苦肉の策。

脚を短くし、今度は、リビングのセンターテーブルに用途変えしてみる。

そう、高価だった故に、おいそれと手放すのも憚られるのだ。


けれど、そこには大きすぎて、

今度は、リビングが窮屈となり、寛げない。


つまるところ、彼女の受講動機は、このダイニングテーブルが、

捨てられるようになること。

要は、踏ん切りをつけたかった自分。


けれどね、気がついたのですね、自分の内側の無用なプライドに。


不要・不適・不快だったのは、テーブルではなく、無益なプライド。

15年にわたるテーブルの存在は、そのカタチ、その証拠。


失敗を潔く認めてしまえば、待っているのは、ゆとりの空間と笑顔。

15年間、付き合ってきたイライラともお別れ。


ところで、なぜ、ジャストフィットしない高さのテーブルを買ってしまったのか、

訝る私に、彼女は、こう答えました。


家具店で、品定めをしていた時は、高いハイヒールを履いていたのだそう。


ああ、伏兵はどこにでも潜んでいるものです。

そして、失敗は、誰にでも、どこにでも、あるのもでのですね。



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