色気と艶のある・・・ | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

色気と艶のある・・・

お元気さまです、ラクシュミ♪です。

こまつ町家情報バンク検討委員会のメンバー皆さんと、
お隣、加賀市大聖寺地区に残る町屋<町家、商家、武家・・・>の視察に。

加賀市の町家再生室、室長の林克之氏に、再生事業例の説明を受けながらの
フィールドワーク(^^♪


「日本百名山」の著者、深田山弥・山の文化館



もともとは、明治期の織物会社の木造2階建ての事務所棟。
正面入り口には、樹齢650年とも云われる大銀杏。


大聖寺地区の町屋は、どれも大きく広い。
こまつ町家は、こじんまりと、今なお、個人の住居として機能しているれど、
ここ大聖寺の町屋は、アトリエ、工房、店舗、サロン、介護施設として、再生活用されて。

逆に、小さな個人宅の町屋は、ほとんどが今の暮らしに合わないと判断されて、
すでに取り壊されたということか・・・


今は、小規模の居宅介護施設となっている、かつての織物問屋の外観と内部の吹き抜けの梁。
こんな老人ホームも、あるのですね。

呉服屋の店舗。
いかにも、着物がよく似合う風情ある外観。
内部は、現代的な店舗として、リニューアル。


まだまだ、再生活用できそうな、それは立派な町屋がそこかしこに残っているのだけど、ほとんどが空家。
ネックは、その大きさだとか。
あまりに大きく広くて、どうやって活用しようか、住みこなそうかと、考えあぐねて、再生事案もまとまらず。

メンバーの建築士さん、みんな色気のある艶やかな家に、修復できるのに・・・と、残念そう。


かつての豪商から、市に寄贈された邸宅も、年に数回のイベントに使用される程度。
ほんと、もったいない。


「お一人様」と呼ばれる、一人暮らしの元気な熟年たちが寄り集まって、
共同生活をするのには、もってこいなんだけどね。
なにせ広いから、ほどほどの距離感を保ちながら、シェアが可能かと・・・

もちろん、若い人も、大歓迎。
東京から移り住んだ陶芸家のご夫婦が、町屋に工房を構えた例も。

修繕・修復には、市の補助制度もありますよ。

は~い、どなたか、斬新アイデアで、この趣と色艶ある町屋暮らしを愉しもうという方いませんか!