「奇跡の転校生」 | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

「奇跡の転校生」

おはようございます、ラクシュミ♪です。

おかしいな、はぐれ猫ミーⅡ世、姿を見せず。
餌箱のキャットフードが、雨に濡れてます。

このはぐれノラちゃん、当然のごとく餌を食べ、当たり前のように去って行く。
愛想のないのは、許そう・・・
致し方あるまい、飼い猫じゃないのだから。

けどね、今まさに餌をあげている、このラクシュミ♪に向かって、威嚇はないだろう。
そんな怖い顔と鳴声で、歯向かってこないでちょうだいね。
いいかげんに、敵ではないことを、学習してもよさそうなもんだわ・・・

ああ、それにひきかえ奥能登のノラ猫たちは、なんと長閑かだったことか。
なんの警戒心もなく、すり寄ってきて食べ物をねだる。
甘えたしぐさが、可愛いのなんの。
思わず食べ物を与えたくなる。

警戒心いっぱいと、甘え上手。

これも、環境のせいなのか、猫にもトラウマがある・・・
虐められた子猫と、安心して育った子猫。

「奇跡の転校生」と言う話を、教えてもらったことがある。

親の仕事の都合で、繰り返し転校を余儀なくされる少年。
短い時は、数ヶ月で転校したことも。
だけど、どこの学校でも、彼はすぐに人気者、皆に愛される。

ところが、どこに行っても虐めに合う少年も。
環境が変われば、虐められることもなくなろうと、とられた転校対策。
何度もの転校の後、最後に選ばれた学校は、山の小さな分校。
こじんまりと家庭的な雰囲気、開校以来、数十年、虐め問題など発生したことがない。

もうこれで、虐められることもないだろう、という周囲のおおかた思いを裏切って、
やはり、彼は虐めの渦に沈む。

では、虐めた側の子供たちの心理は?

「だってあの子、トイレの場所を教えに連れってあげようと手をとったら、
ぶたないで!って、こっちに向かってくるんだもん」

親切を、警戒心で、迎えうつ。
結果、無邪気なのんびり育ちの子供たちにも、嫌われることに・・・

「奇跡の転校生」と呼ばれた少年は、みんなの親切を、とびっきりの笑顔で受け入れるそう。
その笑顔につられて、さらに親切にしたくなるのだろう。

・・・とまあ、うる覚えではあるのだけど、心理分析士の先生から伺った話。

さてさて、わが身を振り返れば、
母には、ぜったい甘えない意地だし娘のあたくし。
およそ、可愛くない鬼娘であります、母にとってはね^^;

あはっ、旦那さんには、ゴロニャンとうまく甘える戦術でやってこれたかな(^^ゞ
まあ、結婚歴○十年での、たゆまぬ学習ドリルの成果であります。

これからは、奥能登の地域猫を見習おう・・・警戒心の断捨離!