お、お、おっそろしいことに・・・ | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

お、お、おっそろしいことに・・・

お元気さまです、ラクシュミ♪です

何故だか、酷く疲れた一日、ド疲れとはこのことだ。

別にたいしたことしたわけでもなし。
炎天下の草むしりだって、こんな疲れを感じることはないのにね。
寄ってくる蚊に、せいぜい悩まされる程度。

遠路よりの親戚ゾロゾロと、団体でお墓参り2箇所。

おお、浮かばれないご先祖様に、憑かれた<=疲れた?>訳ではないよね。
賑やかな墓参で、ご先祖様も、きっと楽しかったに違いないと思うのだけど^^;


さて、このお盆休み、それこそ、とり憑かれたように断捨離をしている受講生さんたち。
その詳細な報告メールが、いえ、報告というより悲鳴か、これ。

「お、お、おっそろしいことになっていました、食器棚!」

タッパーに入れた乾物いろいろ。
いったい何時入れたのか、はては、中身の分からないものまで。
恐ろしくて使えないので、全部捨て、タッパーを洗う。

いえね、恐ろしいのは、中身よりも、洗って積み上げたタッパーの山の方。
忘れてしまうようなモノを保存しておくために、このタッパーに費やしたお金。
使いもしないモノのための、かなり高価な密封保存容器。
今度は、このタッパーの処分に、また、たっぷりと悩まなければならないだろう。
この容器、腐るシロモノではないのでね、未練は残る。
でも、半端な数ではない、かさ張る無用の長物!?

しばらくは、このタッパーたち、手元とごみ袋を行ったり来たり・・・ですね。


台所の断捨離をやり始めたら、調子づいて夜中の2時まで。
今朝は今朝で、早朝より格闘している受講生さんも。

偉いぞ、凄いぞ、なんと有意義なお盆休みだ!

そして、ついには、開かずの扉を開けてしまった・・・

平成7年、ということは14年前、亡くなった祖母が残していった大きなガラス瓶。
固まった蜂蜜、干からびた梅干、真っ黒なラッキョウ、澱んだ梅酒、
なんとなんと、あわせて13個。

これは、乾物と違って、それは大変。
へばり付き、こびり付いたモノを、必死で取り除き、きれいに洗う。
ほとんど、目をつぶり鼻をつまんでしただろう、この勇気ある作業。

で、やっと終わったと思えば、最後に、梅干満タンのカメが出てきた。

クワバラ、クワバラ、もう勘弁してよ~

この受講生さん、かなりご自分を責めたよう。
こんなにも長い間、気になっていながら先送りしてきた怠惰な自分を。
こんなにも放置するのは、自分くらいでしょう、恥ずかしいですと。

いえ、いえ、そんなことはありません。
台所のシンク下から、仰天モノの化石食品、腐敗食品が出てくるなんて、じつはよくある話。
とてもとても、よく耳にしてます、沢山の受講生さんからね。
意識の下に、いつの間にか沈んでしまい、見えなくなるのですよ、誰でも。

それより、ご自分を褒めましょうか。
本当は、丸ごと捨ててしまいたかったはずなのに、必死に勇気を振り絞り、
きちんと分別し、キレイに洗浄して処分したのです。

これって、立派なお婆ちゃんの供養。
亡くなったお婆ちゃん、自分が残した大量の梅干や梅酒の処遇を、
きっと、あの世で気にかけていたに違いない。
今ごろは、スッキリ、こころおきなく成仏、天界で笑顔で~す(^_-)-☆

お墓参り以上の、ご先祖供養ですよ、ねっ、すみよさん。