花粉症のココロ | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

花粉症のココロ

お元気さまです、ラクシュミ♪です

今日から4月。
暖冬だった冬より堪えます、春の寒さのこのところ。

それでも、桜がほころびはじめ、
ひと月にわたる我家<=わたしのカラダ>に逗留中の花粉症君、
そろそろ旅立ち仕度。

おお、おもっきりよく見送りますわ。
来年は、あなたが滞在したいと思わない家にしとくからね~。


と言う訳で、いつも愛読している【おのころ心平】さんのメルマガのご紹介。
長文ですが、ひどい花粉症のあなたも、
いまだ花粉症デビュー前のあなたも、どうぞ、ご参考に。

先月20日 春分の日の記事です。


◆ココロとカラダの交差点◆ vol.53  ---花粉症、ああ、花粉症---

今日は、春分。

二十四節気は一年の太陽の黄道上の動きを15度ごとに、
24等分して決めますが、今日20:44、その黄経が、
めでたく0℃を迎えました!

    二十四節気では、今日が一年のスタートです。

春分は、昼の長さと夜の長さがちょうど同じになります。
(これは秋分もいっしょですね)

春分の前後7日間を「お彼岸」とするのは、
この世とあの世が近づくからなんですって。

陰と陽とがバランスする日。

あなたの中のさまざまなバランス、
しっかりとれているか、再点検してみましょう。

◆◇ 花粉症のココロ ◇◆ 

そうですね、花粉症の何がイヤかって、集中力を奪われ、
ものごとにしっかり取り組めないところです。

でも、それこそが、この症状の大きなヒントだったりする。
花粉症は「あなた、もう考えなくてよろしい」というのが、
ひとつのメッセージなのかも。

僕の経験上では、花粉症には3つのタイプがあります。

◆1.肺型

鼻は肺への最初の入り口。空気は直接、肺に入る前に「鼻腔」という天然の
空気清浄器を通って気道へと進みます。

鼻腔は冷たすぎる空気を温めたり、乾燥した空気を少し湿らしたり…。

肺は、五臓の中でもダイレクトに外気に触れる臓器ですので、
肺への直接的な刺激を少しでもやわらげるために、
鼻腔で上手に空気を加工し、
あまり負担のかからないようにして送り込む役割をしているのです。

春は、冬に比べると空気にたくさんの情報を含むようになります。
またこの時期は気温のアップダウンも激しいので、
鼻腔の調節機能に、かなりの応用力が必要になります。

ふだんから呼吸が浅かったり、胸部や背中上部に緊張を抱えている人は、
この応用力がなかなか機能してくれません。

そこで肺は、入り口である鼻腔の段階で
「とりあえず水で薄めよう作戦」に出ることになります。

鼻水、鼻づまり、つーんとした鼻の奥の感覚とともに、
だらだらと鼻水が 止まらないような方は、
鼻炎症状が肺さんからのメッセージだと思ってください。

一年を通しての呼吸の浅さや上半身の緊張といった習慣が、
この時期に、鼻炎という症状で顕著になってしまうのです。

【肺型エクササイズ】

とにかく上半身のこりこりになっている緊張をとりましょう。
マッサージや、肩・腕の緊張をとる運動、ヨガ。
肩口にのっかっているプレッシャーや焦りといった感情に
目を向けることも大事です。

◆2.腎臓型

東洋医学的に、冬は「腎」の季節。

腎臓は血液をろ過し、浄化する働きがありますよね。
腎臓内は毛細血管の塊のようになっていて、
そこを通る血液をフィルターにかけ、
余分なものを尿にして外へ押し出します。

冬の間はカラダ全身が寒さで緊張していますので、血管も収縮気味。
腎臓の中も、それに応じた血液の流れになっています。

ところが雪解けし、春を迎えると、空気中にも微生物が多くなります。
外部から新しい情報がたくさん入ってきて、
血液の流れも盛んになるので腎臓のろ過機能も、
より多くのはたらきを求められます。

本来なら腎臓も春の到来にあわせて緊張を解き、
春型に移行すべき時期ですが、
エアコンに頼ったり、またストレスによる慢性的な緊張をしいられている
腎臓は、春の訪れに気づかず、冬型のままの緊張状態にいるのです。

空気にたくさんの情報が含まれる時期に、腎臓がそれに対応できない。

この状況で血液中にいろんなものが入ってこられたら困りますので、
カラダは何とか、カラダに余分なものが入らないようにブロックします。

そこで選ばれるのが鼻の粘膜。
ここを過敏にして、新しい空気をシャットアウトしようとするのです。

くしゃみが連続的に起こる、鼻粘膜が肥厚し、
熱をもったような鼻づまりで頭まで痛くなる。
このような症状の方は、鼻炎症状は腎臓さんからの
メッセージだと思ってください。

【腎臓型エクササイズ】

背中の下半分、腰まわりに緊張があります。
腎臓は両ひじをおろして、ちょうど 背中側に位置していますので、
その辺をマッサージするのがよいでしょう。

腎臓をかたくする感情は「恐れ」「不安」。

また腎臓は、他の臓器とちがって腹膜の外側にあり、
それゆえ、非常に不安定に位置しています。
くしゃみをすると、腎臓の位置がしっかり戻る、という説すらあるのです。
逆に言うと、腎臓が「恐れ」と「緊張」で、
本来の位置からずれやすくなっている ということですね。

◆ 3.胃腸型

食べすぎをきっかけに鼻炎症状が出るタイプです。
先ほどから言っていますように、カラダは冬型から春型へと移行する季節。

冬が腎臓なら、春は肝臓の季節。
春は、肝臓の代謝能力が上がる季節でもあるのです。

胃腸で吸収された食べ物は、腸のまわりの毛細血管に取り込まれ、
すべてがいったん肝臓に送られます。

肝臓では、胃腸から取り込まれたすべての栄養分が加工され、
代謝され、 それが体循環に乗せられて、
カラダのすみずみまで運ばれるというわけです。

ところが、肝臓が何らかの理由で代謝能力を上げず、
送られてくる食べ物を上手に 処理できない場合、
「ちょ、ちょっと待ってくれー」とサインを送ります。

そのサインを受け取った胃腸では、胃腸の粘膜を肥厚させ、
肝臓が処理しにくい物質に 対して、
ある種のアレルギー反応を示すようになるのです。

さあ、これはたいへん。

食事のたびに、腸粘膜でアレルギーが起こるようになり、
それが全身の粘膜に波及して、
鼻粘膜でもアレルギーが起こりやすくなるのです。

目のかゆみがひどく、口や耳の中までかゆいような感覚を伴う鼻炎の方、
花粉症から肌のアレルギーにまで発展してしまうような方は、
肝臓さんからのメッセージだと思ってください。

肝臓さんが代謝能力を上げない何らかの理由とは、
・秋から冬にかけて溜めてきた慢性の怒り、
・相手の価値観を受け入れない、
といった心理状態がもたらすことが多いです。

【胃腸型エクササイズ】

とにかく食べすぎに注意。
ゆっくりよく噛んで食べることを心がけましょう。
慢性的な焦りや欲求不満は、つい食べすぎることで解消してしまいがち。

冬のカラダは胃も腸も、そのふくらみ容量をおさえています。
春になり、少しずつ容量を広げていくわけですが、
食べ過ぎによる急激なふくらみは、 胃腸の粘膜に大きな負担がかかります。


以上のように、それぞれアンバランスになっている臓器タイプによって
同じ鼻炎(花粉症)でも、カラダからのメッセージが異なります。

ただ春分の前後という時期が、
カラダの陰陽バランスの帳尻を合わせようとしていること、
またこの時期、会社の決算と同じように一年のカラダの棚卸を
しようとするところに「花粉症」という症状の特徴があります。

去年一年間の、整理ができていないもろもろのこと。

その状態では新しい季節を受け入れることができないよー、
というカラダの メッセージ。
花粉症とは、新しいことを受け入れる余裕を少しでもつくっておこう
というカラダのけなげな反応なのかも知れませんよね。


■□ ココロとカラダの交差点 vol.53 □□
発行者:一般社団法人自然治癒力学校
[ID:0000221311]メルマガ登録はこちらから↓
http://www.mag2.com/m/0000221311.html

-------------------------------------------------------------

なるほどね~

◆その状態では、新しい季節を受け取ることはできないよ~
というカラダからのメッセージ◆

なんとも、ダンシャリチックなお話で・・・はい、反省。

ちなみに、ラクシュミ♪は、間違いなく胃腸型。
はい、食べすぎ、ごめんなさい。
はい、相手の価値感を受け入れられず、怒りを溜め込みましたわ、
面目もごさいません。

まったくね、真逆な価値観の我が母に、優しくなれたら、
来年は、花粉症君は、やってこないよ、きっとね。

とにもかくにも、大好きな玄米をよく噛んで、いただきま~す。


・写真は、近所の公園の江戸彼岸桜、早咲きで満開。
 ソメイ吉野は、まだまだ蕾固しです。


◆What's danshari ? ◆Let's danshari ! ◆Viva danshari ♪