だだくさ! | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

だだくさ!

おはようございます、ラクシュミです。


2月なのに、あったか春の陽気。
ニュースは、異常気象と騒いでいるけど。

この天気なら、自宅前の側溝のそうじができるぞ♪
落ち葉が、いっぱいいっぱい、詰まってる!

一冬、溜め込んだ落ち葉~まるで運気の詰まりの象徴ではないか!
そう自分を脅かして、腰を上げる。

そして、もうひとつ、一年、溜まりに溜まった領収書。
そうなんです、確定申告・・・数字、計算、算数、超がつく苦手!
毎年、今年こそはと整理するのだけど、たいてい二月で挫折。
そもそも収支が合うなんて、アンビリバボーな世界。
こればっかりは、いつも締め切りぎりぎり。

まあね、人さまに偉そうなこといっても、ラクシュミの根っこは、
先送り体質なんだ(^^ゞ


昨日は、とらちゃんが、叔母さんを連れて再受講にやってきた。
叔母さんは、友人をつれて。
そこに、遠く能登からの受講生さんも加わって、断捨離セミナー。

初対面のはずなのに、出身地が同じ能登の町だったり、
どこかのイベントで何回も一緒してたりと、
受講生さん、やはりなにかしらの共通点があって、今ここに集まる。

とらちゃんが、はじめて受講したのは2年前。
かえって、落ち込んだとか。
同期の仲間は、せっせと、いそいそと、嬉々として、捨てだした。
それにひきかえ、全然、動けない、捨てられない自分。
食器棚の奥から出てきた賞味期限切れの保存食。
あまりの量に仰天して、涙がこぼれる。

モノに埋もれた自己嫌悪の毎日がつづく。

もし家に遊びに来るなら、1年前に言ってね!
友人には、そう言って、来訪を拒むような状態。
このままでは離婚されると、実家のお母さんも、時々片づけにくる。
が、はかばかしい成果はえられない。

あまりに夥しいモノたち、短期間で、太刀打ちできるはずもなく。

見られたくなくて、覗かれたくなくて、窓さえ開けなかった日々。
空気も澱み、気分も沈み、ひとりぼっち。

それが、どうだ。
1ヶ月、1週間、3日と、期間が縮んで、今では、数時間の猶予で友人を招ける。
実のところ、突然の来訪でも大丈夫、ほんの少しの散らかりに目をつぶれば。

レトルトカレーの山の前で泣いたことも、今では笑い話。
友人も、沢山、遊びにやってくる。


そうだな、今回の受講生さんの共通点は、自信喪失。
今の自分に、違和感?後ろめたさ?、やりきれなさ?を感じながら、
このままではいたくないと、なにかしらの変化を求めている。

とらちゃんの叔母さんと友人は、この春から、カルチャーセンターに、
通う相談をしていた。
習う内容より、通うことで、なにか自信が持てるかのような淡い期待。

でもその前にと、とらちゃんが、叔母さんに断捨離をすすめた。
それは、とらちゃん自身が、これで、元気を取戻していったから。


能登では、住まいの惨憺たる有様を、「だだくさ!」と言うとか。
おお、なんと、インパクトのある響き。
性格や気質にも、「だだくさ!」という言葉をぶつけるらしい。
こんな強烈パンチを、浴びつづけていたら、ダメージは大きい・・・


家の中から、今の自分にとって、不要・不適・不快なモノたちを取り除いていくと、
その「だだくさ」も、剥がれ落ちていきますね、家からも、気持ちからも。
はい、間違いなく。