ダンシャリアンとは、どんな人? | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

ダンシャリアンとは、どんな人?

ダンシャリアンとは、断捨離を実践する人。

簡単に言えば、そのとおりなんだけれど、
先日、8月14日付けの日本経済新聞「コトバの鏡」に、
ダンシャリアンとは、「必要なモノ以外は廃棄する人」と、
ひとくくりにされてましたね。

とても、残念な理解ではないかと思いました。

明け暮れモノを捨てまくることが、断捨離ではないからです。

確かに、あまり夥しいモノの滞積を前にして、
捨てることしか解決策がないことに、最初に気づくのですけれど。
ダンシャリアンとは、
あらてめてモノと向き合うことで、自分と向き合う人。
モノを通して、自身を探求しはじめた人。

モノの要・不要を自らに問いかけ、さらに、自分にとっての、適、快をも見極める。
今の自分に、何が必要で、何がふさわしくて、
何が心地よいかを追求していく。

それは、モノにとどまらず、コト、ヒト、
さらに観念へ、とシフトしていく。

ダンシャリアンとは、断つ痛み、捨てる不安を、
覚悟をして受け入れ、勇気をもって手放していく人。

そして、必要なモノは、必要な時に、必要なだけ、
手にすることができる、と自分を信頼しようとする人。

さらに、必要なモノ、コト、ヒトは、
必要な時に、必要なだけ、与えられる、と天を信頼できる人。

そう、ダンシャリアンとは、覚悟と勇気のある楽天家。
ただただ、モノを棄てているだけの人ではありません。