まだ上(階)があった('◇') | 北林ちかこのブログ

北林ちかこのブログ

並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

今日はハロウィーンなんですね。

 

こんな時代もありましたラブラブ

 

世界で一番ママが好きだった時代。

 

懐かしいなぁ…。

 

空き家のお片づけの記事が、

共感されているようです。

 

右矢印モノの毒気にやられぬように

 

右矢印モノを捨てるだけで、家って片づくんだなぁ(しみじみ)

 

右矢印雪のように降り注ぐ埃の中で

 

断捨離はまず自分の家から。

 

実家のことは、

実家の人に任せるのが基本ですが、

実家の人が高齢になったり、

入院しちゃったり、施設に入っちゃったり、

またはお空に還っちゃったりした場合、

その片づけは、子どもの肩にのしかかってきます。

 

私たちの親世代にとって、

断捨離の考え方は、とても違和感があると思います。

 

だって、本当にモノがなくて、

苦しくて、苦しくて、苦しい時代を

生き抜いてきた人たちですから。

 

モノがないことが、

生命の危機に直結していたのですから。

 

その頃の記憶は、トラウマとなり、

心の奥深くに刻まれています。

 

断捨離は確かにいい!

 

暮らしの質を、著しく改善することができる。

 

だけどその効果ばかりに着目して、

強引に進めることは、避けなければなりません。

 

私たちが知りようもない心の傷を、

安易につついてはいけないと思うのです。


 

それでも、断捨離してあげたいよね。

 

すっきりした住まいで、

のびのびと暮らしてほしいよね。

 

だって大事な家族だもの。

 

その微妙なラインは、

それぞれのご家庭によって違います。

 

ですから私たちは、

自分の家の断捨離で培った感覚、

磨き上げた内在智をフル稼働して、

最適なタイミング、最適な方法を

図っていくしかありません。

 

私がお手伝いしている空き家は、

主のおじいさんは亡くなり、

残されたおばあさんも、

一人暮らしができなくなり、

施設に入所しています。

 

おそらくお二人が暮らしている時期に、

片づけはできなかったと思います。

 

やはりプライドが傷つきますからね。

 

この家では、今だからこそ、できることなのです。

 

 

雨の日曜日、6回目の片づけに入りました。

 

1階部分はほぼ終わったかな、

やれやれ…、ではちょっと2階をのぞいてみるか。

 

…と階段を上がって、

ひっくり返りそうになりました。

 

1階部分だけでも、

これだけモノを出したのに、

それを遥かに上回る量のモノ、モノ、モノ!!

 

以前、やましたひでこが、

朽ちかけた古民家を再生させた時は、

せっかくの吹き抜けをベニヤで覆って、

そこに100組ほどの古い布団が

ぎゅうぎゅうに押し込んであったそうです。

 

なんか、それと、似てる…。

 

 

階段上がってすぐのスペース。

 

これ以外に和室2部屋と、

卓球ができる広い板の間と、

同じくらい広い納戸があります。

 

そのすべてが、モノで埋まって、

雪が降ったように埃をかぶっています。

 

あああ、道は果てしなく長いぜ。

 

この状況に、

家人は何も思わなかったのかなぁ。

 

それほどまでに、

感覚とはマヒするものなのかなぁ。

 

ご親戚の方は、先日のお見舞いの際に、

家を片づけていることを、話したそうです。

 

そうしたら、おばあちゃんは、

「わやわやになってて、大変やろ?気の毒な…」と、

言ってくれたとか。

(注・「気の毒な」は、「悪いねえ」の意味)

ああ、気が付いてはいたんですね。

 

だけど、あまりの量の多さに、

堆積してきた時間の長さに、

失われていく体力や気力も相まって、

もうご自分ではどうしていいか

分からなかったのでしょう。

 

…切ないね。

 

 

よし、こうなったら乗りかかった船だ。

 

最後までお付き合いいたしますわよ。

 

でもあまり深刻にならず、

面白い発見もいっぱいあるから、

大変な部分だけにフォーカスせずに、

気楽にやっていくとします。

 

そうね、果てしないのであれば、

こんな歌でも歌いながら…。

 

 

どこまでもゆこう
道はきぴしくとも
口笛を吹きながら
走ってゆこう

どこまでもゆこう
道はけわしくとも
幸せが待っている
あの空の向こうに

どこまでもゆこう
道は苦しくとも
君の面形胸に
風をうけてゆこう

どこまでもゆこう
道がなくなっても
新しい道がある
この丘の向こうに

どこまでもゆこう
道は淋しくとも
あの星をみつめながら
迷わずにゆこう

どこまでもゆこう
道はけわしくとも
幸せが待っている
あの雲の向こうに
幸せが待っている
あの曇の向こうに
あの雪の向こうに…

 

とこまでも行こう(昭和41年)

作詞作曲・小林亜星

 

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