夫に断捨離させたい! | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

こんばんは。

 

やましたひでこ公認

チーフ断捨離®トレーナーの北林ちかこです。

 

金沢駅から徒歩5分の小路にある

都市型農園&お粥専門店の本町ストラット。

 

ビニールハウスみたいな店内で、

無農薬のお野菜を育て、

お粥と一緒に供する、超ヘルシーなお店です。

 

昨年末にオープンしたばかりですが、

すでに知る人ぞ知るスポットに。

 

そのお粥専門店で、

金沢駅前もてなし会の吉田さんが、

断捨離講演会を企画してくれました。

 

鳥取の南前トレーナーは、

カラオケボックスで講演をしたことがありますが、

ビニールハウスで講演をしたトレーナーは、

たぶん私が初めてでしょう。

 

折悪しく、近所で工事をしていて、

ガガガガ…と重機の音が

大音響で響きます。

 

マイクなしの地声だけれど、

負けないわ!

 

(店内には植木鉢やプランターがいっぱい。

カフェなので、もちろん空調もばっちり)

 

超ベテランダンシャリアンも1名いましたが、

ほとんどが断捨離初めての方たち。

 

この日の私は、

農園で断捨離の種を撒く女。

 

いっぱい芽がでますように。

 

 

質問タイムには、

やっぱり出ました、この質問。

 

「夫に断捨離をさせたいのですが、

どうしたらいいでしょうか?」

 

せっかく断捨離をして

住まいをきれいにしようと思っても、

一緒に住んでいる人(親や夫)が、

散らかしまくるので、片づきません。

 

この人たちの意識を変えないことには、

絶対無理だと思います…という訴えです。

 

お気持ちはよく分かります。

 

私もせっかく片づけた本棚に、

おお、いいスペースがあったとばかりに、

夫がおやじ本を詰め込んだ時は、

額にでっかい青筋立ちましたから。むかっ

 

一生懸命磨いた洗面台や鏡に、

なんの躊躇いもなく、髪の毛や泡を飛ばす息子に、

切れそうになったこと、何度もありますから。

 

こんな人たちと一緒に暮らしながら、

片づいた家なんて、望むべくもない!

…と思っていましたから。

 

 

ただね、8年間、断捨離を続けてきて、

今はちょっと違います。

なんというか、ベクトルが、

相手ではなく、自分に向いているのです。

 

片づけるのも磨くのも、

自分の快適のためと思っています。

 

自分が心地よくいるため、

自分がごきげんでいるため、

自分をもてなすためと思っています。

 

実際には、誰かの後始末をしていることに

変わりはないのですが、

いちいち目くじらを立てなくなりました。

 

 

時々はチクリと言いますよ。

 

先日も洗ったばかりの息子のシャツが、

物干しの下に投げ捨ててあったので、

写メを撮って、LINEで送りました。

 

「ねえ、人に洗ってもらって、

これはないんじゃないの?」

 

息子、無意識だったんでしょうね。

 

素直に、「ごめんて」と返信してきました。

 

以前だったら、同じ状況に切れて、

悪態をついて、シャツを蹴飛ばして(たぶん)、

でも反撃されるのがイヤで、黙っていました。

(反抗期がとても激しかった)

 

今は、言うことは言いますが、

でもそこに怒りが乗っていません。

 

ここは自分、変わったなと思います。

 

つまりね、ベクトルを相手に向けて、

相手を責めて、相手のせいにしている時は、

うまく隠したとしても、ベースに怒りがあるので、

結局、喧嘩ごしでうまくいきません。

 

でも、すべては自分のため…と、

矢印を自分に向けると、

なんというか、同じ作業でも淡々とできるのです。

 

 

講演会でご質問をくださったのは、

これから断捨離を始める方で、

まだ着手もしていません。

 

そんな状態で、

すでに家族の協力がないことを、

心配しているのです。

 

まず、やってみましょうよ。

 

自分のモノと自分の裁量で判断できるモノだけを、

ひたすらに断捨離してみましょうよ。

 

自分の不要物を取り除く過程で、

誰かに何かをさせたい、

家族に断捨離をさせたい、

相手を思い通りに動かしたいということの理不尽さが

見えてくると思います。

 

夫が断捨離をするかしないかは夫の領域

妻であっても、強制はできないのです。

 

人は相手をコントロールすることはできません。

 

たとえ一時的にできたとしても、

そこに生まれるのは反発です。

 

何のために断捨離をするの?

 

幸せになるためですよね。

 

だったら、わざわざ諍いの種を撒くようなことは控えて、

まずは自分のモノに集中してみましょうね。

 

主催の金沢駅前もてなし会の吉田さんと一緒に。ラブラブ

 

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