責める心を断捨離! | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

 

やましたひでこ公認

チーフ断捨離®トレーナーの北林ちかこです。

 

たったひとつのお弁当の記事に、

ゴマハウスさんから、

こんなコメントをいただきました。

 

『私は息子が高校を卒業するまで

お弁当は作りましたが、

仕事で手いっぱいで冷食などの寄せ集めでした。

 

特に中学生の頃は、

美味しい出来立ての温かいお弁当を

食べる直前に届ける家庭も少なくない学校でしたし、

家事も、私がいっぱいいっぱいだったことと、

息子に生活力をつけるためにと思って

どんどん任せてしまったのですが、

以前こちらで拝見した記事で

家事は外注にして別のことをするという考え方、

息子の周囲にはそのようなお友達も多く、

かわいそうなことをしてしまった、

あの時私がもう少しがんばっていれば、

と後悔して申し訳なく思う毎日です。

 

人生は一度だけですから、

そんなことがわかってももう遅くて、

自分に変えられるのは未来だけですから

断捨離はと思うのですが、

それもはかどらず、

でも性懲りもなくまた「今度こそ!」と思っております。』

 

 

コメントを読んだ時、

胸がきゅっ…としました。

 

きゅんラブラブ…ではなく、きゅっ。

 

『あの時、私がもう少し頑張っていれば…。』

 

責めている。

 

自分のことを責めている。

 

ふがいない母親だと、自分を責めている。

 

多分これはね、

外側から見ている人には、

自責の念に駆られる必要がないこと、

よく分かると思うのです。

 

…でも当事者には、分からない。

 

いや、当事者だから、分からないのかな。

 

それは相手が息子であり、

あまりにも大切な存在すぎて、

客観的になれないから…。

 

これが隣の家の子であれば、

忙しい中、冷凍食品であろうが、

晩の残り物であろうが、

毎日、お弁当を作ってあげて、

ごめんね…なんて、思いません。

 

おばちゃん、忙しいから、

500円あげるし、これでパン買って…と言っても、

さほど罪悪感もないでしょう。

 

でも相手が息子だから、

大切な存在だから、

そこに計り知れない愛情があるから、

そんなに頑張ったのに、

申し訳ないという気持ちがわくのです。

 

 

みなさんは、どう思いますか?

 

私はゴマハウスさんの息子さん、

全然、可哀そうだとは思いません。

 

息子さん本人も、

そんなこと、感じていないのでは?

 

ゴマハウスさんが、

引け目に思っていることを、

むしろびっくりするんじゃないかと…。

 

お母さんというものは、

我が子のこととなると、

客観性を失います。

 

恋は盲目…というのにも似て。

 

責めなくていいよ。

 

だって貴女は十分に頑張ってきたんだから。

 

その時、その時で、

できるベストを尽くしてきたんだから。

 

人の置かれた環境や状況は、

みんな違います。

 

だから、あの人と比べて…というのは、

しないほうがいい。

 

フォーカスするのは、

私はどうなの?

私の家族はどうなの?

どう思っているの?

どうしたいの?…ということ。

 

思うに、ゴマハウスさんの息子さん、

自分の身の回りのことは自分でできる、

自立した大人になられたのではないでしょうか。

 

お母さんの頑張っていた背中は、

ちゃんと見ているので、

表現するしないは別として、

ありがとうの気持ちを、持っているのではないでしょうか。

 

 

知り合いに、

3人の子どもを女手ひとつで育てている

たくましい女性がいます。

 

彼女は、朝から晩まで働いているので、

当然、子どもたちに家事の分担をさせます。

 

この春、末っ子が高校生になりましたが、

この子たちは、小学生の頃から、

シチューくらいは、小麦粉から作れるんだそうです。
(私はルーがないと…まったり

 

家族4人、仲が良く、

男の子も女の子も生活する力があります。

 

足りないことを誰かが補うのは当たり前、

そんな意識を持った家族。

 

確かに大変なことはたくさんありますが、

自分たちを可哀そう…とは思っていません。

 

リンゴすら満足にむけない息子を持つ私としては、

ものすごく羨ましい話です。まったり

 

 

家庭環境も、人生の一部。

 

それをどうこう言っても、

なんの解決にもなりません。

 

さて、今日はまず、

責める心から断捨離しましょうか!!

 

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