あなたのために焼きましょう | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

こんにちは。

断捨離トレーナーの北林ちかこです。

真っ白いお皿を探していました。

そこそこ厚みと存在感があり、
和にも洋にもマッチする皿。

…一応、直径30センチの白い和皿を
持ってはいるのですが、
これがかなり重い。

洗うたびに、重さで手が滑って、
すこしずつ欠かしてしまいます。

好きな風合いだけに
とても残念だけれど、
重い…というのは、けっこうなストレスになり、
徐々に出番が減っていきました。

あんな感じの皿で、
軽いやつがあればいいのに…。

そしてついに見つけました!

能美市にある九谷陶芸村。

広い敷地に九谷焼卸問屋が16軒、
ずらっと並んでいます。

…が、GWの陶芸祭りの時以外は、
お客さんも少なく、混雑もありません。

夏休み中の娘とふらっと立ち寄ったお店で、
いい感じのお皿を見つけました。

九谷焼なのに、
なんの模様も装飾もない、
シンプルな白。

しかも洋食器の冷たい白ではなく、
温かみのある白です。

これいいな~~と一目惚れ。

でもすぐには買いません。

一度、帰って、しばらく熟成させます。

それでもまだ気になったので、
今度は買うつもりで再訪。

ところが!

この皿はすでに製造中止で、
在庫は2枚しかないとのこと。

2枚?

それじゃ、足りないよ。

私の残念そうな顔が、
よほど迫力あったのでしょう。

店主が、「ちょっと待ってくださいよ」と言って、
どこかに電話をかけました。

そして、
「窯に問い合わせたら、
完成品はないけれど、
成型まで終わった品があるので、
お時間をいただければ、
焼き上げることができます。」

私の耳には、こう聞こえました。

「あなたのために焼きましょう!」

ああ、なんというスペシャル感。

なんという特別待遇。

気に入った品物が、
私のために焼かれて、
私の手元にやってくるなんて。

もう二つ返事でYESです。

私のために焼かれ、
私の手元にやってきた
スペシャルなお皿がこちらです。

 

直径は24センチ。

以前の重い皿に比べると、
サイズは小さくなりましたが、
ずいぶん軽くなりました。

一番の難点であった
重さの問題はクリア。

1枚でも使えますが、
セッティングしても素敵です。
 

なんといっても、私のために焼かれた皿です。

大切にしよう。

そしてどんどん使おう~~。

食器棚も少し雰囲気が変わりました。
↓BEFORE
 

↓AFTER
 
 
BEFOREの画像にある食器は、
すべて現役です。

かなりの頻度で使っていました。

でも総量規制の観点から、
1軍でも好感度の低い品を間引きました。

「使える」レベルから、
「使いたい」レベルへ少しグレードアップ。

ちょっとずつでいいのです。

一度に変革しなくてもいいのです。

一気に到達しなくてもいいのです。

少しずつ、少しずつ、
理想の食器棚を目指していけばいいのです。

その過程もまた楽しからずや。

明日は、金沢ケーブルテレビの
今すぐできる断捨離レッスンのロケに行きます。

テーマは食器棚。

モニター様は、
私の断捨離とことん実践コースの
昨年の受講生さん。

彼女の食器棚が、
また一歩理想の形に近づきますように。

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