素直は無敵 | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

今日も暑くなりそう。

水分補給をお忘れなく。

 

臆病な僕でも勇者になれた七つの教えの著者、
旺季志ずか氏講演会で、
大変お世話になったまりこさんには、
小学3年生の息子さんがいます。

オクボクを読んで、
ハート鷲掴みにされたまりこさん、
この感動を分かち合いたい…と、
息子さんに読み聞かせをしました。

259ページもあるので、
毎日、少しずつ。

この親子の光景を想像すると、ほっこりします。

大人も子どもも年齢に関係なく、
分かち合える本。

読んでよかった!…と言いあえる本。

それぞれの人生経験に応じて、
得るものがある本。

オクボクはそんな本です。

そして、感動したのはこの先。

読み聞かせしてもらった内容が、
8歳の心に、しっかり根付いていたのです。

以下はまりこさんの投稿。
ご本人の了承を得て、転載します。

『DSを黙々としていたムスコ。

急に、
「えっ!えっ?あ!…うそやろ?何で!?」
その直後、号泣!...
さらに大号泣~~!うぎゃあぁあ~~!

普段、強い敵が現れたり、
絶対勝てないシチュエーションだと必ず泣くので(笑)、
泣くことには慣れてしまった私。(それもどうかと(笑))

でも今回の泣きっぷりは、ちょっとちがう。

話を聞くと、

「ラスボス倒
したのにセーブし損ねて、
一番最初に戻ってしまった」らしい。

…そりゃーショックだ。
パソコン業務の時、
すごいがんばって打ったのに、
フリーズして保存されてねー。ちーん。
と、同じやつですよね。
しかも大人は号泣できないし(笑)

そこから約20分くらい風呂で大号泣(笑)

なんとかなだめようと、母も必死。

いろんな例え話もしました。(さっきのフリーズとか(笑))
後は、考え方と視点だ!とか(笑)

だんだん嗚咽に変わっていき、
少し落ち着いてお風呂からは出れるように。
(風呂でしか泣くなと、約束したから)

それからなんです。
彼のすごさ。

急に静かになったと思って、
ふと彼の方を見ると、
お腹の部分に
何かしら荷物を持ってる格好をしてるんです。

「どしたん?なにしとるん?」
「おれ、これ持っとる。そして忘れん」
「?…あ、もしかして」
「この気持ちを石にしてん。
でも悔しいきもちを忘れたくないから
重たいけど持っとる」

これ実は、前に呼んだ「おくぼく」です。

怒りや悲しみという感情の付きあいかた。

イメージの話ですが、
私も嫌なことやザワザワしたときは、
その想いを重たい石にイメージして、
それを宇宙の果てまで投げ飛ばすんです。
めっちゃスッキリしますよ😃

そんなことを彼はちゃんと覚えてて、
しかも投げずに受け入れたんです。

相当悔しかったんでしょうね(笑)

でも、嫌なことがあると見えるものもいっぱいあります。
ピンチはチャンスって本当ですね。

今夜はムスコをリスペクト❤』


オクボクの第4章、
緑の石のテーマは嫉妬。

主人公キラは、
大切な親友のはずのリクに感じてしまった
嫉妬の感情をもてあまします。

嫉妬は…苦しい。

その感情に、
イメージで色と形と重さを与え、
手放す方法を具体的に老子が教えるのですが、
まりこさんの息子さんは、
キラがやった通りに自分もやって、
悔しい感情に決着をつけたのでした。

子どもの素直さって、無敵ですね。

大人はつい検証したり、
証明を求めたりしがちですが、
子どもは、そんなことしません。

いいと思ったら、
疑わずに、すんなり受け入れます。

信じるから、実行にも移します。

つまりいいと思ったら、すぐ実行する。

だから大人よりも早く、確実に、
進化できるんですね。

見習わなければ。
 
君こそ、勇者だよ。

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