不要な枝をはらうと | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

ムシムシしますね。

気温はさほどでもないのに、
空気がねっとりまとわりつく感じ…。

こういうのは苦手ですが、
植物は喜んでいるみたいです。

あまり乾燥すると、
葉っぱもカラカラになっちゃうもんね。

昨年末、
きちんと剪定をしなかった
バラがあります。

冬はバラの休眠期。

長い眠りに入る前、
剪定をして短めに整え、
体力を温存できるようにしてやります。

そうすると、春が来て目覚めた時、
一気に芽吹き、新しい枝をぐんぐん伸ばせるのです。

ところが、この剪定を怠ると…、
眠っている間に余分な体力を使い、
春になっても、元気がでません。

剪定をしなかったそのバラは、
びよ~~~~んと長く伸びた、
古い枝の先っちょに、申し訳程度に、
ひとつ蕾をつけただけ。

なんとかやっと咲いたその蕾も、
弱々しくて、息も絶え絶えな感じでした。

本来なら、休眠期が終わってから、
根元近くまで切る強剪定なんて、
してはいけません。

だけど、この弱々しい枝を、
このまま伸ばしてもダメだな…と思い、
枯れる可能性も覚悟して、
5月半ばに、ばっさりやりました。

半年遅れの剪定。

…ごめんね。

そうしたら、7月初旬の今、
見事に復活を果たしました。
 

元気な葉っぱがいっぱいついて、
そのうえ、蕾まで!

ああ、嬉しいな~~~。
 


不要な古い枝を切ると、
弱った株が息を吹き返し、また花が咲きます。

不要なモノを処分すると、
住まいの詰まりが取れて、
滞っていた場所に流れがよみがえり、
予想もしなかった素敵なモノ・コト・ヒトが
上流から流れ込んでくるのと、
どこか似ていますね。

要らないモノを捨てると、
あなたのバラも咲くかもしれませんよ。

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