『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』
これは青い髪の少年、キラの物語。
葉山の海と同じ色の髪と目を持つキラは、
自分の容姿がコンプレックスでした。
父親に「バケモノ」と呼ばれたその日から、
キラの世界は一変します。
大好きなママとダディと犬のとんび。
花の咲き乱れる葉山の高台での暮らし。
この幸せは、明日も明後日も、
ずっと続いていくはずだった…。
それなのに…。
僕の髪が青いせいで、
僕が人とは違うせいで、
僕が化け物だから、
大好きなママは離婚に追い込まれ、
大事な指輪まで手放すはめに・・。
世界は優しくて愛に満ちた場所だと信じていたキラは、
自分を責め、自分を押し殺し、
目立たないことを至上命題にして、
決して自分の気持ちを口に出さず、
ひっそりひっそり息をひそめ、
人目をはばかって生きるようになりました。
そんなキラが、
ふとしたきっかけで、アークを探す冒険に
巻き込まれていきます。
僕には無理です。
行きたくありません。
嫌です。
ネガティブにネガティブに動こうとするキラ。
一緒に旅をする同級生のリクに、
とてつもない劣等感を感じるキラ。
自分はダメだ。
どうせ僕なんて。
リクはあんなにすごいのに…。
ウジウジ、イジイジしながらも、
この世で一番大切なママのために、
キラはなけなしの勇気を振り絞ります。
途中、悪の存在タマスや
その手下のトカゲ男たちと、
激しい戦いを繰り広げながら、
少しずつ自信や友情を育んでいく
キラの成長物語です。
…ですが、この物語は、
単なるファンタジーに留まりません。
アークを探す過程で、
７つのストーンを手に入れるのですが、
そのひとつひとつに、
キラの大きな課題が隠されています。
それは、怖れだったり、
妬みだったり、哀しさだったり、
怒りだったり。
ブルブル震えながらも、
その都度、課題をクリアしていくキラ。
キラの戸惑いや苦しみが、
自分自身にオーバーラップします。
そして案内役のカエルの口から語られる、
珠玉の言葉の数々。
これまで私が、
様々な場所で、様々な人から、
様々なルートを通して
耳にし、目にしてきた、人生の真理が、
この一冊に凝縮されていました。
宇宙の叡智…と言っても過言ではないような。
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』
この本を著したのは、
脚本家の旺季志ずかさんです。
ストロベリーナイト、
特命係長只野仁、
佐賀のがばいばあちゃん、
カラマーゾフの兄弟、
女帝、トイレの神様…など、
誰もが知っているドラマの
脚本を手がけた方です。
テレビの世界は、
生き馬の目を抜く競争社会。
少しでも休むと、仕事が来なくなる…、
そんな厳しい世界だそうです。
ですが旺季志ずか氏は、
この本を書くために、
１年間、脚本の仕事を休みました。
まるで深海に身を沈めるがごとく、
自分の内面と向き合い、
深く深く深く潜って、
これまでの人生で得たすべてを注ぎこんで書いた本。
「私はこの本を著すために生まれ、
今まで生きてきたんだと思った」
それがどういうことなのかは、
読んでいただければ、分かります。
人の生き方を変える本。
人の想いを変える本。
人生に希望を与える本。
陳腐な言い方ですが、
まさにそんな本なのです。
今、苦しい想いを抱えている方に、
ぜひ読んでいただきたい、
そしてぜひ著者の話を直接聞いていただきたい…、
そんな想いが、実現することになりました。
５月１５日、金沢で、
旺季志ずか氏講演会を開催します。
なにか心に響くものを感じた方、
どうぞこの機会を、生かしてください。
直感に従うこと、それもきっと勇気なのだと思います。
旺季志ずか氏講演会in金沢
日時 ： 2016年５月１５日（日）
14:00～ 講演会 （開場13:30）
15:30～ サイン会
場所 ： 石川県地場産業振興センター
コンベンションホール
石川県金沢市鞍月2丁目1番地
http://www.isico.or.jp/jibasan/index
参加費 ： 前売り おひとり 3,000円
ペア 5,000円
当日券 おひとり 3,500円
お申込み ： http://kokucheese.com/event/index/376276/
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