見せる場所は1割 | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

先日のバラが、どんどん開いて
さらに巨大になりました。

茎の先に白い八朔が刺さっているかのよう。

ものすごい存在感です。
 

今年は新しくなった電話台に、
いつも瑞々しい花を飾りたい…。

最近はブログをダイニングで書いていますが、
ちょうど目線の先に、電話台。

顔を上げるたびに、
バラが目に入って、
うふっ …と嬉しくなります。
 

こんな瞬間が、
1日のうちに何度もあるのは、
やっぱり幸せなことだなぁ…と。

花に限らず、美しいモノは、
すっきりした空間に飾ってこそ、
その美しさが際立ちます。

7-5-1の法則ですね。

こういう水平面や出窓など、
見せる収納…というか、
飾るための場所に置くものは、
全体の1割が目安です。

1割?

そう、たったの1割。

私の電話台であれば、1個か2個でしょうか。

想像してみてください。

この場所に、電話と時計の他に、
写真立てや工芸品や人形などが
いっぱい並べてあったら…。

または観葉植物や花鉢などが、
所狭しと置いてあったら…。

バラを無理やり飾っても、
その美しさは半減すると思いませんか。

やましたひでこさんの住まいが、
とても参考になります。
 
断捨離ハウスの窓辺。

壁が白いので分かり難いかもしれませんが、
広い水平面に長い敷物、
その上にぽんとひとつだけ、
白い高炉が置かれています。

これだけ広ければ、
もっといろいろ置きたくなるのが人情ですが、
あえて、ひとつだけ。

別の場所には、
思わず見入ってしまうような仏像も。
 
ブータンで出会ったホワイトタラ。

たおやかで女性的で
全てを受け入れてくれるような
佇まいが大好きなのだそうです。

この像も、戸棚上の水平面に、
単独で飾られていました。

またもうずいぶん前ですが、
断捨離ハウスにまだエレクトーンがあった頃、
その上に、小さなニワトリの像が置いてありました。

それは息子さんが小学生の時の作品。

子どもの手による粘土細工ですが、
単独で置かれていることで、
「どなたの作で?」と聞かれるほど、
異彩を放っていました。

まるでたっぷりの空間が、
味のある作品に育てあげているかのようです。

私の電話台にしても、
これが電話だけ置いてあるのであれば、
さらに洗練された空間になります。

自分はどのラインが好きなのか、
バランスの問題ですね。

たくさんのグッズ、
どれもこれも思い入れがあり、
飾っておきたい気持ちも分かりますが、
選べない場合は、
順番に飾るという選択肢もあります。

日替わり、週替わりで、
窓辺の風景が変わるのも、
なかなか洒落ていると思います。

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断捨離ハウスの窓辺と、
ホワイトタラの写真は、
この本からお借りしました。