衣替えのポイント | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい


もうすぐ40度 …みたいな猛暑が一転、
いきなり秋風が立ち、
なんだか今年は、
衣替えの時期が早くなりそうな気配。

衣替えは、断捨離の一大チャンスです。

衣類の断捨離のポイント、おさらいしておきますね。
 

 断捨離に慣れていない人と
まとまった時間を取れない人向け


片づける時には、
クローゼットや押し入れにあるモノを、
いったん全部出して、
全体量をきっちり把握しましょう…とよく言われますが、
始めて間もない方や、とても忙しい方に、
この方法はお奨めできません。

大量の服を全部出して、広げてしまうと、
途中でやめられなくなるからです。
(部屋がカオスになるので)

またあまりにも量が多いので、
見るだけでうんざりして、
やる気が失せてしまいます。

ですから手始めに、間引き方式でやりましょう。

クローゼットやタンスの前に立ち、
不要な服、手放したい服を、
ちょこちょこ間引きます。

途中で用事ができても、
好きな時にストップできるので、
部屋がカオスになりません。


 断捨離経験者と
一気にやりたい人向け


すでに何度も断捨離をして、
服の量は、ある程度絞れていますね。

一気に片づけたい人は、
モチベーションもみなぎっていることでしょう。

では、お約束通り、
全部出して広げてみますよ。

すでに取捨選択のスピードも
思い切りの良さも身についている貴方です。

そうでなくても、
最後までやる!…という気持ちの強さが、
経験不足をカバーします。

今回は俯瞰力を発揮してみましょう。

 

間引き組か、俯瞰組か、
ご自分がどちらに属するかを見極めたら、
さあ、スタートです。

以下の項目に照らし合わせて、
不要な服を抜き出していきます。


状態の悪い服

破れやほつれ、ボタンの紛失、
ジッパーの破損、
袖口や襟のすりきれ、
脇や首周りの黄ばみ、
目立つシミ、色褪せ、型崩れ、
虫食いなどがある服です。

どんなに好きな服であっても、
状態が悪ければ、
着ていても、なにか落ち着きません。


 サイズの合わない服

痩せたら着る?

でもそれはいつですか?

その服を見るたびに、現在の自分が
責められているような気持ちになりませんか?

腕周りや胸周りがキツイ服も、
着心地が悪いので結局はタンスの肥やしです。

逆に大きすぎる服も、
肩が落ちて貧相に見えます。

どんなに素敵なデザインであっても、
体にフィットしていなければ、
その服は、貴方のお気に入りにはなれません。
 

 とても古い服

もう着ないのに、
ずっと持ち続けている服のことです。

最後に着たのはいつですか?

今シーズン、着るつもりはありますか?

要・不要を問いかけることなく、
ただ放置しているだけではありませんか?

それは服を大切にしていることにはなりません。


 着る気にならない服

傷んでいないし、サイズもあっていて、
確かに気に入っていたはずなのに、
この夏、一度も袖を通さなかった服はありませんか?

夏服が活躍する6月~8月の約100日間、
ただの一度も出番がなかったのは、
なぜでしょうか。

そう、時の経過とともに、
気持が変わった、
つまり関係が終わったのですね。

どんなにお気に入りだったとしても、
どんなに状態がよくても、
旬が終わった服は、
無理して着ても、全然嬉しくありません。

人生の残り時間は有限です。

1日、1日が大切なのです。

ならば、どうでもいい服ではなく、
今、好きな服、今、心が浮き立つ服を着ませんか?

衣装ケースの中の秋物も、
出して吊るす前に、
同じ尺度で、チェックしてみましょう。
 
ここまでで、着られない服と、
着ない服がなくなりました。

これでも十分ですが、余力があれば、
時々は着るかもしれないけれど、
別になくてもいいレベルの服にも
チャレンジしてみましょう。

最終的には、クローゼットの中は、
目をつぶって、どれを手にとっても、
もれなくお気に入り…な状態を目指しますが、
今すぐに到達しなければと
焦る必要はありません。

ご自分の心の声をよく聞いて、
できる範囲で、無理なく、
マイペースで進めてくださいね。

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