汚れるホワイト解禁 | 北林ちかこのブログ

北林ちかこのブログ

並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

スーツケースを買いました。

お店のポップには、
3~4泊用と書いてありましたが、
多分、私には1週間でも大丈夫。

断捨離を知ってから、
旅の荷物も小さくなりました。

以前は、出先で何かあったら大変だから…と、
起こってもいない、未来のトラブルに対処すべく、
たくさんのモノを持っていきました。

未知の土地での未知の出来事。

不安でいっぱいだったんですね。

今ですか?

お財布とスマホ、
そして人に訊ねる勇気があれば、
どうにでもなると思っています。
 

スーツケースの色は白。

絶対汚れるのに、
白なんて、ありえない!

だよね~~~。

そう思って、白は避けてきました。

カバンも、靴も、ジャケットも。

今ですか?

だって白にきゅん とくるんだから、
白でもいいじゃない。

汚れたら、クリーニングすればいいし、
汚れが取れなかったら、それはまたその時。

使いたい色を、
使いたい時に十分に楽しみたい。

だってね、どんなに素敵なモノでも、
どんなにお気に入りなモノでも、
一生物なんて、滅多にないから。

一生付き合っていく、
一生大切に使っていく
…そんなモノ、いくつ持っていますか?

おそらく片手の指で
数えられるくらいじゃないでしょうか。

モノと結ぶ旬の関係は、意外と短いのです。

だったら、蜜月を120%堪能しよう。

…そんな風に、思うようになりました。
 

そういえば、
断捨離を知ってから、
自分に禁止していた白の服を、
じゃんじゃん着るようになった人もいました。

初めてネイルサロンに行ってみた…という人もいました。

自分の用事で出かける時は、
きっちり家族のご飯を準備して、
遠慮しながら外出していたのに、
「今日は外食してね」と
言えるようになった人もいました。

モノと一緒に、
自分の縛りや制限も手放れていく、
それが断捨離マジックです。

私の場合は、「女は最後」という制限でしょうか。

食卓の大皿料理や
みんなで食べるお漬物など、
銘々に盛り付けられていない食べ物に、
女が箸をつけるのは、一番最後…と
母に教えられました。

最初に手を出すのは、はしたない…と。

一体いつの時代の話でしょうか。まったり
 
でも家族はそんなことは知りません。

好きなモノを好きなだけ、
自分の皿に移します。

みんながほぼ食べ終わるのを待っていたら、
完売してしまうことも。

でもそれが当然だと思っていました。

女だから…。
 

こんな小さなことから、
自尊感情は損なわれていくんですね。

今ですか?

食べたいモノは、遠慮しないで、
ちゃんと食べるようにしています。

自己犠牲…って、徳があるようで、
実はあんまり美しくない…と思うのは、
私だけでしょうか。

新しい白のスーツケースと一緒に、
愉しい思い出を、たくさん作りたいな…。

ブログランキングに参加しています。
↓バナーをクリックして応援していただけたら、
とても嬉しいです。いつもありがとう(*^_^*)