不安から希望へ | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

8月最後の週末は雨。

雨が降ると、植物が元気になります。

明るい陽光に輝く緑もいいけれど、
しっとり濡れた風情もまた捨てがたく…。

サンダルが濡れるのは嫌だけれど、
雨の日も、好きだな…と思う今日この頃。

モノゴトの捉え方が、
少し変わってきたな~~と感じます。

良いと悪い、正解と不正解、
好きと嫌い、好都合と不都合、
これまでは白か黒かだったものが、
どっちもアリなんじゃない…と。

モノゴトには、実は良いも悪いもなくて、
カテゴライズしているのは、自分なんじゃないか…と。

雨 ⇒ 濡れる ⇒ 嫌

雨 ⇒ 緑がきれい ⇒ それも良し

同じ雨なのに、
私の捉え方次第で、180度意味が変わります。

こんなこと、日々の暮しには、
もっとたくさん起こっているかも…。
 
 
 ダンシャリアンと一緒に旅をすると、
この人たちは無敵だな~~と感じます。

予約がとれなかった、
車が動かなくなった、
電車に乗り遅れちゃった、
飛行機が5時間遅れた、
…なにかアクシデントが起こっても、
全然、動じないのです。

あ、そうなんだ、
でも、なんとかなるし大丈夫。

発生する不都合を、
まるで不都合と考えていません。

時間ができたね、じゃあ、何しよう?…みたいな。
 

断捨離に出会う前、私にとっての旅は、
スケジュールを狂いなくこなすことでした。

この時間に、この場所に到達するためには、
何分前に、この交通機関を使って…。

ひとつ終わったら、また次。

それが終わったら、その次。

きちんきちんと予定をこなすことが至上命題。

旅につきもののアクシデントを
愉しむなんて発想はありません。

だから、…疲れました。

せっかく旅行に行っても、
いつも緊張しているのですから。

一番嬉しいのは、
帰ってきて、玄関に入った瞬間。

ああ、ちゃんと終わった。

…なんのための旅行だったのでしょうかまったり
 

モノゴトは予定通りには運びません。

でも、それはそれでいいのです。

「予定通り」に固執していたのは、
私のジャッジでした。

予定外のことは不都合で面倒…というジャッジ。

そしてその思い込みは、
旅だけではなく、私の生活全般に浸透していました。

特に弊害が大きかったのは、子育てでしょうか。

子どもは親の希望通りには動きません。

だけど、その想定外のこと、
全てNGと決めつけて、ダメだしをしていました。

自分の思い込みのせいで、
どれだけ大切な芽を摘み取ってしまったのか…。
 

今、なんとなくおぼろげに分かるのは、
ダンシャリアンには不安が無いということ。

モノを捨てる過程で、
未来不安も一緒に手放してきました。

だからいっぱいあった不安が、
希望へとシフトしているのです。

なにがあっても大丈夫…と思えるのは、
思考の根っこにあるのが、不安ではないから。

白か黒かがどうでもよくなると、
選択の幅が広がります。

そして、愉しめることが、多くなります。
 
 
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