おはようございます。
ふと気づいたら、3月もあと5日。
もうすぐ1年の4分の1が終わります。
はやいですね~~。
私はこの3ヵ月、何をしていたかしら。
雪が少ない冬でしたが、
やっぱり熊さんよろしく冬ごもり。
春の訪れとともに、
活動量も増えそうな予感です。
さてさて、唐突ですが、
愉快とごきげんの違いって、
考えたことありますか?
やましたひでこさんは、
愉快という言葉が好きです。
ごきげんという言葉は、
断捨離セミナーで何度も何度も繰り返します。
愉快は…、
なにか面白いことがあって爆笑している?
思い出し笑いが止まらない?
次から次へと、
面白いことが流れ込んでくる?
人生のジェットコースターさながら、
超高速で場面が展開し、
退屈なんて思う暇もない?
まあ、それも一部でしょうが、
人間、朝から晩まで爆笑しているわけにも、
仕事しながら、
ニヤニヤしているわけにもいきません。
辞書によると、愉快とは、
「楽しく気持ちのよいこと。
おもしろく、心が浮きたつこと。また、その様。」
あれ?これって、つまり“ごきげん”のことですね。
ちなみに、ごきげんとは、
「非常にきげんのよいさま。上機嫌」とあります。
ニュアンス的には、
愉快 = 面白い出来事や行動が伴い、自分も嬉しい、
ごきげん = なにはなくても、いい気分。
どちらにしても、ウェルカムな状態ですね。
人間の最大の罪は不機嫌である…と
ゲーテは言います。
数ある罪の中、一番の重罪が不機嫌とは。
朝からムスッとしていること、
何に対してもイライラしていること、
鬱屈した想いが乱暴な動作に出ること、
呼びかけられても返事もしないこと、
相手の言葉をいちいち捻じ曲げて過剰反応すること、
声に怒りのオーラがこもっていること、
鋭い目つき、丸めた背中、荒い足音…。
不機嫌な時、
人は世界中が敵のように感じています。
敵に囲まれたなら、
防衛しなければならない。
攻撃は最大の防御なり…、
だからついつい攻撃的にもなります。
周りにいる人もいい迷惑ですが、
一番、損をしているのは、
誰でもない当の本人です。
本当は、穏やかな陽光を浴びて、
春の芽吹きや心地よい風に、
生きている喜びを感じることができるのに、
自分の心を閉ざして、
不機嫌の度合いをどんどん深めています。
不機嫌は他人のせいではなく、
自分で選んでいること、
気がついていますか?
妻が、夫が、姑が、舅が、
親が、子どもが、
先生が、上司が、部下が、同僚が、
隣人が、店員が、友達が、
〇〇したから、あるいは〇〇しなかったから、
自分が不機嫌にさせられたのではありません。
出来事は単に出来事であり、
それに対してどう反応するかは、
自分で選んでいることなのです。
春の予感に心浮き立つ季節、
どうせならごきげんを選択して、
気持ちよく過ごしたいものですね。
そしてもうひとつ。
貴方の周りの誰かが
不機嫌であったとしても、
それは当人の問題であって、
貴方の責任ではありません。
だって選択しているのは、
貴方ではなくその人ですから。
誰かを不機嫌にさせたと、
罪悪感を抱く必要はありません。
いちいちキャッチしないで、
サラッと受け流していいんですよ。
では、今日もよい1日を。
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