出すのが先 | 北林ちかこのブログ

北林ちかこのブログ

並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

ごきげんさまです。


朝からセミが大騒ぎ。

ジージーとか、ミーンミーンとか、
シャワシャワシャワとかは、そうでもないのですが、
ヒグラシの鳴き声を聞くと、
なんとなく切なくなるのは、私だけでしょうか。


ある方が、先週のマラソンで、
家中のタオルを自分の好きなモノに取り換えたと、
報告してくださいました。

ふかふかで、使い心地抜群の新品タオル。

見る度、触れる度、幸せな気持ちになるとのこと。


それはよかったですね。

…で、古いタオルはどうしたんですか?


「全部、紙袋に入れて、納戸に仕舞いました。」


はいっ?


「いつか雑巾にして使うかもしれないので…。」


どのくらい、あるんですか?



「大小あわせて、30枚くらい…」



さて、貴方なら、どうしますか?

好みではないけれど、
まだまだ使えるタオルたち。

雑巾にすれば、活躍することは、間違いありません。


でも、30枚。

かなり多いですね。


断捨離は出すのが先です。

お店に行って、
色とりどりのタオルの中から、

自分の好きな品を選ぶのは、
罪悪感と戦いながら、

まだ使えるタオルを処分することに比べたら、
何倍も楽しいでしょう。

誰だって、嫌なことより、
楽しいことをしたい…。

だけどこのままでは、
ごきげんは遠のいていきます。



たとえ納戸の中に隠してあっても、

モノの総量は減っていません。

逆に増えています。

ビフォーとアフターで、

少しでも量が減っていなければ、
それは断捨離では、ありません。

新しいタオルに幸せを感じていても、
納戸の隅に押し込めた古いタオルの存在が

いつも気になるはずです。


まず処分する。

自分と縁が切れたモノたちと向き合って、
きちんと片を付ける。

新しいモノを迎えるのは、それからです。


でも、冒頭の方のこと、私は笑えません。

ず~~っと同じようなことをしてきましたから。


今からでも遅くはないので、

納戸の古いタオルたち、
きちんと成仏させてあげてくださいね。

「断捨離したのに、
なんだかすっきりしないし、
ごきげんでもないのよね~~。」

…なんてことに、ならないように。



ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。

にほんブログ村 その他生活ブログ 断捨離へ
にほんブログ村


金沢断捨離会のメルマガご登録はこちらから。