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50歳を過ぎても
黒髪のAさん。
羨ましい~
でも、
彼女は自分の黒髪が
「嫌いだ」と言いました。
更に驚いたことは
「艶も嫌いだから、
艶が出ないようにしている」
とのこと。
それを聞いた私は
驚きのあまり
開いた口が
塞がりませんでした。
続けて彼女は話してくれました。
「中学生の時、
同級生から髪の毛のことで
『真面目ぶっている』って
言われて以来、
自分の艶のある黒髪が
コンプレックスになっていた」と。
ナンテコッタイ
同級生の心無い言葉に傷つき、
40年近くもの間
ずっと握りしめていた
「艶のある黒髪」へのコンプレックス。
聞いているだけで切なくなりました。
胸の内を話してくれたことに感謝しながら
一緒に軸を戻していきました。
時間の軸を過去から今へ。
気持ちは未来の希望へ。
そして何より大切なのは
自分軸。
彼女が
立ち返るべき位置に立てた瞬間、
40年引きずっていた思い込みを
あっさり手放しました。
そして、
「なんで私、
今まで頑固に握りしめていたんだろう」
と軽やかに笑っていました。
時間の軸がズレていたり、
誰かの軸で生きていたり、
私自身も「あるある」です
あっちにブレたり
こっちにブレたり
忙しいけれど、
断捨離のおかげで
「だから人間は面白いのかもしれない」
と思えるようになりました。
さてさて、
夏至まで1週間ほどとなりましたが、
私の部屋は、
とっ散らかっています
今から
ブレた軸の軌道修正に
取り掛かります
ではまた