自分の感受性くらい
茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
茨木のり子
「自分の感受性くらい」より
ごきげんさまです
お越しくださりありがとうございます
高校生の時
国語の授業で習った
茨木のり子さんの
「自分の感受性くらい」
当時の私は
人のせいや
時代のせいにばかりしていたので
頭を
ガーンと
殴られた衝撃でした
今日
久しぶりに
読み直してみて
当時とあまり
変わっていない自分に気づき
またしても
頭を
ガーン
そして
断捨離にも通じているなあ
と思いました
やましたひでこ先生の声が
聞こえてくるようです
潤いを忘れるな
五感を研ぎ澄ませ
違和感を無視するな
意図的に生きよ
覚悟と勇気のある楽天家であれ
自分の思考・感覚・感性くらい
自分で守れ
はい
しのごの言わずに
断捨離のお稽古を積みます
今日もあなたにとって
素敵な一日になりますように
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拙い文章をお読みいただき
ありがとうございました