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やましたひでこ公認
断捨離®︎トレーナー
伊藤京子です。
畑の野菜が入れ替わりつつあります。
冬野菜が終わって
春野菜へ。
スナップエンドウや
サヤエンドウはあともう少し。
玉ねぎも今から太ります。
なので
今、食べられるものは
そんなにありません。
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それでも
畑の中を歩き回って
手にいっぱい収穫したのが
花の蕾。
カブの花の蕾と
ブロッコリーの蕾。
そして春菊。
食べ方は超簡単。
洗って、
オリーブオイルで炒めて
塩をひとつまみ。
こうして畑の野菜を食べる1番の良いところは
とりあえず
口にできるものが
畑にあるということ。
そして、
口にしたものが
どうやって作られていているか
自分がわかっていること。
農薬や添加物の心配を
しなくてもいいのも
安心して食べられる大事なポイントです。
家を離れている時は
母が送ってくれる野菜が嫌いでした。
米だって
本当は嬉しかったけれど、
いろいろな手間をかけさせていることが
心苦しかったんだと
今はよくわかります。
自分は何も手伝っていない野菜や米。
送る手間を
かけさせているという負担感。
それなのに
送ってくれたモノを
食べきれないでいる自分を責める気持ち。
だから、
何も送ってくれなくていいと
冷たく断ってました。
あの頃は
美味しい野菜、
安心して食べられる野菜が
手に入る喜びよりも
責められている、
押し付けられているという
被害者意識だけしか
ありませんでした。
野菜や米が届くたびに
いつ帰る？
家を継ぐんでしょう？
と、問い詰められているような気持ちがして
つらかったな。
今もあの頃も
食べてる野菜は母が作っています。
畑の野菜を食べると
母はごきげんです。
私も美味しく、
ありがたく食べられるようになりました。
家に帰り、
母のそばにいることで
私の中で
責められているという気持ちになることがなくなった。
今、私は自分がここにいると決めて
この場所に住んでいる。
この家に住んでいるという現実は同じでも
心の持ち方が変わりました。
たぶん、
この変化が
一番大きいのでしょう。
今は私が子どもたちに野菜を送る立場になりました。
子どもたちには
あの頃の私のような
屈折した気持ちはないようです。
イモ送って〜
とか、
素直にリクエストできるって
幸せなことです。
子どもの頃から
家を継ぐとか、
実家に住むとか、
お婿さんに来てもらうとか
周りから言われて育った私。
反発する気持ちが
母からの野菜を拒否することに
現れていたのかもしれないですね。
最後までお読みくださって
ありがとうございました。
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