何かの準備をするとき
起きる事柄の予定があって
それを達成するために必要なことを
考えます
しかも
その「起きる事柄」というのが
「楽しいこと」であれば
なおさら準備にも力が入ります
これを
『防災』に当てはめてみます
起きるかもしれないのは
「災害」で
達成とは
「命を守りきること」
となるでしょう
命を守ることを
拒む方はいないと思いますが
災害が起こることを
歓迎する方も
当然ながらいないでしょう
しかも
「起きるかもしれない」
ではなく
「たぶん起こらない」
という心理が働きがちです
自分だけは大丈夫
という正常化の偏見(正常性バイアス)
がそうさせます
このように考えていくと
『防災に対する準備』は
楽しいものではないため
「ほどほどでよいかな」
と考えてしまうことになってしまいます
しかし
実際に災害が起きた時
生き残ることができるのは
その「一見無駄に見える努力」を
「めんどうくさがらずに続けた人」
でしょう
私が出逢った言葉に
『100回逃げて、100回来なくても、101回目も必ず逃げて』
というものがあります
東日本大震災の被災地である釜石市で
地元の子供たちによる後世へのメッセージが
「津波記憶石」というものに刻まれたそうです
この言葉はその中の一つで
中学校2年生の女の子からのものということですが
私はこの言葉こそ
『防災』の理念を説いているものと感じています
決して無駄ではないのです
一つ一つの空振りこそが
明日の命を救うために
必要なことなのです
<参考:「全優石 津波記憶石プロジェクト」>