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danseuse19のブログ

バレエやグルメなどの日常を徒然に語ります♪

バレエの神髄

第2部

「ロミオとジュリエット」 バルコニーPDD
カテリーナ・クーハリ アレクサンドル・ストヤノフ

こちらもなんだかな~・・・
まず装置でいうと、バルコニーがちっちゃ。。
それにロミオが人目を忍んでせっかく来たのに、そのシチュエーション、ドキドキ感がまったく
伝わってきませんでした。
クーハリさんは、踊れないとかではないんですが、まだひとつひとつのパの意味を
掘り下げて考えるとか、役の心情やシチュエーションに生きるというところまで
いっていない感じですね。。
学校の卒業公演ならまだしも、プロというレベルだとまだまだです。。

「白鳥の湖」よりロシアの踊り  エレーナ・エフセーエワ

なぜこの演目?(笑)
突然感はかなりありました。
まあ曲も綺麗だし、それなりに見せ場はあるんだけど・・・
主催者のリクエストかしら・・・(ロシアのバレエだから?)

ここでもブンブン系ですね。
まあ、テクニックもあるし、踊れるんだけど。

「ナヤン・ナヴァー」  岩田 守弘

こちらは世界初演の新作。
第一部で怪我をしてしまったらしいことが明らかだったので、出てきたときは
反対に衝撃が・・・
とても短い作品だったのだけれど、オリジナルがそうなのか、脚がきついので
即興で変更したのか。
それくらいあっという間でした。
「帰還」と似た感じで、どこかこう中東・イスラム系、もしくはギリシャ正教の
音楽のような、どこか宗教的というかそんな祈りを感じる音楽でした。
こちらは、振りがどうこう、何か感じるというよりも、脚は大丈夫なのか、ハラハラしました。

案の定だめだったらしく、最後の挨拶に彼の姿はありませんでした。
お大事に。。。

「ラ・シルフィード」 吉田都 セルゲイ・シドルスキー

都さんの登場です。
都さんはテクニシャン、かつ完璧主義なので、まず心配なく見れます(笑)
プロの踊りを見せていただきました。
若手のダンサーが多かったので、「やっぱりプロやな~」というのが
率直な感想。
どのように舞台に登場してきて、どのように踊るのか(ストーリテラーになるのか)
全て考えられ、計算されつくしていて、また経験値も(当たり前だけれど)高い
というのが、他のダンサーと比べて一目瞭然。
腰を痛めてらっしゃるとか、後ろ脚はあまり高くなく、ジャンプもかなりセーブしている
ようにも見えましたが、とにかくやるだけやって、いちかばちかになるのではなく
敢えて冒険しない(例えば最後のフィニッシュも2回転で回転不足でも
すかさず降りてスッスで綺麗にポーズでフィニッシュとか)処理がうまいです。
とても柔らかく、控えめで可憐なシルフィードでした

「ボレロ」 ルジマートフ

この日の一押しはこれでした
ラヴェルの例の曲ですが、ベジャールではなく、振り付けはアンドロソフ。
ルジマートフはやっぱり凄かった・・・
完全に空間を支配していました。
「ボレロ」はなかなか、気に入るということが難しく、
20分近くも、下に下に地面を踏みしめるパが単純に連続してしまうと
本当に退屈で・・・
でもルジのは違った・・・
リビドーというか、魂の高揚というか、音楽と本当に一体となって
凄かったです。
とにかくこれが本物のダンサーですね。
若かりし日のナルシシズム(笑)が、年齢とともにピュア度を増して,
洗練され、ある意味とても濃ゆ~い、ルジのエッセンスを頂戴しているようでした(笑)
バレエの神髄ならぬ、ルジマートフの神髄w