連休初日はルジマートフの座長公演、「バレエの神髄」を観に行ってきました![]()
文京シビックは初!だったのですが、大江戸線から直結ということもあり、なかなかアクセスもgood![]()
お目当てはもちろん、シェヘラザードの全幕です。
ニーナ・アナニアシヴィリが自身も「火の鳥」を演じ、プロデュースしたバレエ映像作品、「Return of the firebird」というバレエ・リュスを集めた作品集で、シェヘラザードを見て以来、すっかりファンに~
しかも第一部、第二部はロシアのダンサーたちを集めたガラということで、これは見に行かねば~!!
となったのでした。
さて、第一部
「パキータ」より
カテリーナ・クーハリ(キエフ・バレエ)、アレクサンドル・ストヤノフ、キエフバレエ
まず、幕が上がるとコールド(というかソリストたち)の衣装が目に飛び込んできます。
赤と黒で綺麗なのですが、非常に地味・・・ドンキでもないのになぜ赤と黒?(笑)
踊りはというと、クーハリペアはミスもなく淡々と踊っていたのですが、特に音楽性があるとか
技術がずば抜けているとか、存在感では負けないとか、欧米系のバレエ団のプリンシパルであれば
絶対に求められる条件を満たしているようには見えませんでした。
細い手足に丁寧な踊りっぷりで綺麗だけれど、コールド含め、手のライン、足さばきとも柔らかく
大人しすぎて、「パキータ」にしては、パンチがなかったのでした・・・。
しかも、急遽集まったメンバーなのか、まさかの出のミス。一度袖から出て、引っ込んだ人がいました・・・
(笑)また、暗転が落ち切らないうちに、動きだしてしまい、すべて観客に見えているという
痛恨のミス(失笑)
ソリストのバリエーション含め、悪くはないけど、いまいち感は拭えません。
「帰還」 ルジ
ルジの新作。マントを羽織って、舞台奥中央から登場。
タイトルの通り、さすらいの旅人といったところか、、なにかこう
自分の人生や生活を憂い、内省している(思い病んでいる?)ようなストーリーのように見えました。
ルジの肉体は凄かったです!
ちょっとした手を挙げるタイミングや、顔の位置、動きそのものが絶妙で、どこでどう動けば客席を引き付けられるのか、若かりしスターの面影を裏切りませんでした!
踊るということに対して、自分がどう見えているのかを完全に把握し、具現化するようよく鍛錬されている。
やはりプリンシパルとは=人とは違う人、こういう人のことなんだなあと思いました![]()
もちろんマントの下は裸(笑)
「ドン・キホーテ」 エレーナ・エフセエワ セルゲイ・シドルスキー
さあ、バレエをするひと、見る人なら誰でも知ってるPDDをどう仕上げるのか?!
期待は膨らみます。
というのも、今年の3月に主催した「田北志のぶさんチャリティ・ガラ」にエフセエワさんが
出演してくれて、シドルスキーさんも最初お声掛けしていたのでした。
(結局スケジュールが合わず見合わせ)
エフセエワは紫(濃い紫なので黒のようにも見える)のレースをあしらった、ギエムが流行らせた
白ドンキならぬ、紫ドンキで登場!!(わたしの知る限り、彼女がお初
)
結論からいうと、やっぱり彼女はぶんぶん系だな、と(笑)
チャリティ・ガラの時は「タリスマン」「グランパ」を踊ってもらったのですが、
体格も大柄で、バレリーナ体型というよりは、割とアスリート的マッチョ体系な上に
踊り方も、固めのパキパキ系。
常に肩に力が入っているように見えるのは、気のせい?
テクニックと体力はあるので、なんでもそれなりに踊りこなすが、
動いてないとしんどいなあ、という印象を正直受けたのでした。
一歩脚を前に出しただけで雰囲気があるとか、舞台にいるだけで素敵というタイプのバレリーナではないので、とにかく動きつづける作品が向いています。
ということで、ドンキは良かったです。
「瀕死の白鳥」 フィリピエワ
これは良かったです。
完全に作品にのめりこめました・・・
素晴らしい踊り手は、その人が踊っているとかそういうことを超えて
空間や音楽と一体となり、もはやその人の肉体を通して
観客を別の次元の世界に連れて行ってくれる、いざない人のことだなあという印象![]()
「海賊」より チェプラソワ 岩田守弘
これは・・・岩田さんは頑張っていました。もともと跳躍が得意なダンサーかとは
思うのですが、今の年齢にはちょっとしんどそうに見えました。
(案の定というか、最後のマネージュのジャンプでどこかを怪我してしまい、、、
びっこを引いて退場。。。)
チェプラソワはPDDは凄く良くて、ものすごい音楽性を感じたのですが
バリエーションはミスがあって、、、でもこの女性バリエーションって
回転技の連続で難易度高そうだから、まだ若いし、未完成というところでしょうか。
「チャリティ・ガラ」のマックの海賊を見ちゃうとね~・・・(笑)