久々の連続更新・・・
といっても何か大事件があったわけでもないのですが。
私のブログにコメントを下さる方は女性が多いようで。あまり男性の方は登場しませんね。なのでということではないですが、今日は男性不妊特有のことを書いてみたいと思います。これを読んだ男性の方、共感してくださったりしたらコメントください。女性の方、なるほどと思ったらまたコメントください。もちろん思わなくても共感しなくてもご意見お待ちしています。
今日のテーマは「精液検査」「精液採取」にしましょう。これは女性には未知の世界ですから(と思うんだけど・・・)
何かね、精液検査とか精液採取ってしんどいですよ。ドキドキします。生々しいお話で恐縮ですが、今までの人生の中で、「射精」という行為は、自分の快楽の部分というのがほとんどだったと思うんです。sexにしろマスターベーションにしろ。それは人間の生理的現象なので何も恥ずかしい事ではないのですが。
精液検査や精液採取というのは、自分の快楽とはちょっと目的が違うんです。調べられるわけですから。調べられるための射精は気持ちよくないですよね。(スミマセン、ストレートで)だから何か複雑な思いなんです・・・
うーんわかりにくいですよね。
とにかく、僕はこれが苦手です。
容器を渡されて、その容器に射精をして、ふたをして採取時間を明記して持っていくんですけど、何か嫌ですね。
体外授精を初めてした時、何もわからなくて体一つでいったら、妻が手術室に入ってから、お医者さんが来て、「じゃあこの容器にどうぞ」なんていわれてたんですけど、「了解!!」なんてできるもんではないですよ。ほんとに困りました。
次の回は反省点を生かして、エッチな本を持参しました・・・この年でそんな本をコンビニとかで買うとかえってドキドキします。まるで中学生のころに戻ったように。
検査結果を聞くのもドキドキしますね。「男の価値」を計られているようで。800万以上だと「よし」とか思うけど「200万です」とか言われると凹みます。若い検査技師の女性に、「少ないですねえ~」なんていわれると余計凹みます。もちろん悪気はないんだろうけど。
私たちが行っている病院は、精液検査をするとそれを顕微鏡で見せてくれます。素人が見てわかるもんなんだろうかと思うんですけど。何せ少ないので探すのに一苦労・・・
話がそれました。
なので、精液検査は何回やっても苦手です。私たちがいっている不妊外来は「採精室」がないので、妻といっしょに行くときなんかは、妻には先に車の中で待ってもらって、採取します。これも何かいや。こういう部分で夫婦でも秘密にしておく部分じゃないのかなんて思うんですよね。でも、まさに「今マスターベーションしてます」ってことが妻にもわかるわけだから。
そうか、それで嫌なのかな。なんて書いてて気付きました。
もちろん、女性の方はもっと大変な検査や、痛い思いをされることだってあるだろうと思うので、男性のこの検査は痛みを伴わない(むしろ脳的には快楽ですから)ので贅沢を言っちゃいかんのですが・・・
そんな男性不妊の思いもいろんな方に知ってもらいたいと思って書きました。時折生々しい表現がありますが、ご勘弁ください。お気軽に笑って読んでいただければ嬉しいです。