人の痛みを知るという事☆ | ダニーのヨガ日記☆

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~ヨガに関する知識・日々の出来事~


皆さんは、子供の頃、
親に叩かれたり殴られたりした事のある経験を
お持ちでしょうか?

私はあります。

しかし、意味のない叩かれ方や、
殴られ方をした事は一度もありません。

親は基本的に、人に手を上げるような人ではありませんが、
本当にしてはいけない事をした時、
人の気持ちを傷つけるような行為をした時に、
『痛み』 というものをわからせる為に行ったように思います。

あるタレントさんの話です。

彼は40歳を超えてから結婚をし、
子供を3人授かりました。

長男・長女・次男です。

ある程度子供が大きくなった時、
長男は下2人をいじめ始めたそうです。

彼は、何度注意をしても
いじめるのをやめない息子に困り果てていました。

ですがある日、
長男に思いっきりビンタを1発喰らわしてこう言ったそうです。

「痛いか!?お前と同じようにみんなも痛いんだ!!」

長男はりっぱな大人になっていますが、
今でも、あの日の出来事は忘れられないと言っています。

この意味を、ご理解いただけるでしょうか?

次にケンカです。

子供の頃に殴り合いや取っ組み合いのケンカをしてきましたか?
という質問です。

私は1つ下の弟がいるので、
幼い頃は兄弟ゲンカが絶えませんでした。

しかしここでも引っ掻かれたり殴られたりしたお陰で、
『痛み』 というものを、覚えていきます。

親は友達や兄弟とケンカをしても、すぐに止める事はせず、
いつもある程度ケンカをして、傷がついてから止めに入っていました。

この教育も、『痛み』 を身体で覚えさせる為です。

さて、本題に入るのですが、
現代では子供が取っ組み合いのケンカをしたり、
親や先生に殴られたりという事がとても少なくなっています。

学校で先生に殴られようものなら、すぐに体罰問題ですからね。

もちろん、虐待や意味のない暴力は論外です。

ですが、ここで言っているのは、
『痛みを覚える事がない』
という現代の子供たちへの問題についてなのです。

成人になるまでケンカをした事がない、
親にも先生にも殴られた事がない、
なので当然、『殴られたら痛い』 という、
ごく当たり前の事がわからない。

今、少年犯罪で、
暴力の行き過ぎで人を殺してしまったりする事件が、
実はこういうところから起こっている事を、
皆さんはご存知でしょうか?

痛みがわからない故に、
「腹が経ったから殴った。死ぬとは思わなかった。」
という事件が急増しているのです。

もちろん原因はそれだけではないでしょう。

ですが、問題の一つとして 「親が」 というよりも、「時代が」
『痛みを教育させない方向』 に、傾いてしまっているのです。

もちろん人を殴る事を推奨している訳ではありません。

ですが、子供たちに対してキチンと叱ることの出来ない人が
とても多くなっているのは事実なのです。

その子供が大きくなった時に人の痛みを理解できる、
心強くて優しい人になれるように、
本当に必要な事は何なのか。

それが今、問われている時代のような気がします。

(精神的・物事をより深い観点から見ていく事を、
 ヨガの世界では『ラジャヨガ』といいます。)

P・S

$YOGGY・DANNYのブログ

今年度は、4月・5月と友人の
結婚式が、立て続けにありました。

どちらも地元の友達で、学生時代からの友人です。

4月の結婚式では、友人代表のスピーチを任され、
5月の結婚式では、ピアノの演奏を行いました。

いつもそうですが、スピーチでは予め
何を話すかは、全く考えません。

その場で思いついた事を話すだけです。

これはこだわりもありますが、それが一番、
飾りっけの無い、本音が出ると思うからです。

ピアノ曲はもちろん、オリジナルですね♪

新郎・新婦へ祝福の気持ちが伝わるかなと。

結婚式に呼んでもらえる事も、凄く嬉しいのですが、
何かを任してもらえる事も、とても嬉しいものです。

友達として、信頼してくれているんだな、
という気持ちになれますね。

ここからがスタートだと思うので、色々あるとは
思うけれど、心から幸せになってほしいです。

本当におめでとう!

DANNY☆


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