大人の休日倶楽部パス東日本を使って旅してきました。
12月3日(1日目)
新幹線で仙台まで来ました。
駅西口の33番バス乗り場からアクティブリゾーツ宮城蔵王行き高速バスに乗ります。
30数分で、村田町役場前に.到着。
バス停から徒歩数分で町並みに着いた。
イゲタニマル升鄭
カノウ赤間邸
【町並の歴史】
町の成立は定かではないが、江戸中期頃には、村田城(館)の 東に、現在の町並の基礎となる町場が形成されていたといわれ る。江戸期の商人達は、上方等と活発に取引きをし、特に、紅花 は代表的な商品であった。明治期以降も、商人は、商店経営や 地主経営等を積極的に行って財を成し、町は活況を呈した。 江戸末期の様子を描いた絵図を見ると、村田城の東側に、道路 と宅地、水路等が整然と配置された町の様相が伺える。東端の 河川(荒川)と平行に通る道の両側に「町家」と示された街区があ り、この一部が、現在の保存地区である。保存地区では、南北に 通る街道に対して間口が狭く奥行きが深い短冊状の敷地割りが、 当時と同じく保たれている。
ヤマナカ田山邸
マルジュウ大沼
フタヤマイチ赤間邸
駐車場
カネカ山家邸
町の東端の 河川(荒川)
町の北にある白鳥神社
【建造物の特徴】
屋敷は、店、主屋を中心に、奥行方向に建つ複数の土蔵や屋 敷神など様々な建造物によって構成されている。 店は街道に沿って建ち、主屋はその背後に棟を違えて接続する。 更に、敷地の奥に向かって、土蔵等付属屋が建ち並ぶ。これら建 築物は、敷地の北側に寄せて建てられ、南側には石敷の外通路 が設けられる。 店は、重厚な土蔵造が多い。二階建てで、街道に面して下屋庇 を設け、内部はこの部分のみを土間とし、他は床張りである。主 屋は、平屋または二階建てで、外通路に面して全面的に開口部 となる開放的な造りである。一階の間取りは、部屋が串刺し状に 並び、一般的には奥に行くほど部屋の格式が上がる。 敷地の間口にかかわらず、店の南脇、つまり外通路の入口に表 門が構えられる。軒を深く張出した大型の門は、それぞれ欄間飾 りや彫刻に趣向が凝らされる。このように、店と門が交互に建ち 並ぶことによって、特徴的な町並が形成されている。
カネカノウ大沼邸
ヤマカノウ田山邸
店の南に表門、その奥が庭になっている。
タテフタツビキ佐藤屋
ヤマシン山田邸
蔵の観光案内所
ヤマセン山田邸
カクヤマ山田邸
カネマン大沼邸
カクショウ大沼邸
店の南に表門
奥は庭園
座敷は現在貸し出し中で人形を展示していました。
やましょう記念館
旧大沼家住宅は国指定重要文化財です。
カネショウ大沼邸
カネジュウ大沼邸
ひとつの通りに二十以上の店蔵が並ぶ様子に圧倒されました。
江戸後期から昭和初期まで伝統的な町並みを残してこられたことに敬意を払います。
バスの本数が少ないので、そそくさと町を後にする旅人でした。