6月1日に開催された「チャプター琵琶湖 第4戦 ゲーリーインターナショナルカップ」に出場してきました
前日の土曜日にプラを行いましたが、昼前から結構な風が吹く予報
それでも悔いの残るプラはしたくなかったので、出来る範囲でプラをしようと朝一から湖上に浮きました。
現在の琵琶湖はアフターも増えていますがポスト優勢。プリ〜ミッドはかなり減っている感じがしました
数年前から撮り溜めた魚探のマークをひたすら確認します。
それこそ何百とマークしていますし、新たなピンが見つかって確認場所が増えたり。さらに水温も上がりウィードも伸びて確認作業も捗りません
オマケに風が強く波で見失う事も
それでも何とか夕方までに20ヶ所以上の魚を見つける事が出来、大きそうな魚がいるところは携帯にメモったり。
見たいエリアのピンはほぼ確認出来たので、翌日の準備の為に少し早上がりをしました。
6月1日 チャプター琵琶湖 第4戦 当日。
いつもの流れで受付、ミーティングです。
今回のフライト順はダンチマがジャンケンをしましたが、あっさりと負けてしまいました
という事でセカンドフライトでスタート。
朝から結構な爆風です
相変わらず学習しないダンチマは、ボートが跳ねた瞬間にキャップを飛ばしてしまいます
後ろから走って来るボートに注意しながらキャップを拾おうとUターンしましたが、その瞬間に波に刺さりビチャビチャに
何とかキャップを拾って再スタートです。
問題なくポイントに入る事が出来、お目当てのピンを見ますが1ヶ所目からお留守
まぁ、いつもの事ですね
2ヶ所目、いました
相変わらずの超優等生、「キッカーバグファットベイビー」で瞬殺です。
何ヶ所目かではメスを発見
5月半ば以降から「ラストエース128S」への反応が上がっている事に気付いていたので、迷いなくロッドを持ち替えます。
慎重にキャストし、軌道にも集中してフォールさせると、、、「喰ったー」
近距離でのフッキングだったので強烈な突っ込みを喰らいます
しかし、「オライオン ユミハリ」の綺麗に曲がるベリーと指ドラグでいなしてランディング。
想像以上の大きさに思わず「ヨッシャー」が出ました
余裕のロクマル、3,800g
また、そこから何ヶ所目。
ライブスコープには遠くから泳いで来るメスらしき魚。
大体こういう魚は途中でUターンして逃げていくのですが、、、。
少し話はそれますが、今年に入り、メスの釣り方を試行錯誤し、プラの段階で「たまたま」釣れた釣り方をダメ元で試していたんです。
すると、そこそこな確率で喰う事を発見
「えっ、マジ? 喰うの?」って感じでした。
話は戻ります。
試合中に泳いできたメスらしき魚。
狙って損はないので「ラストエース128S」をキャストすると、、、
「喰ったー」
特大ではありませんでしたが、かなりいいサイズです
そこからはプライベーターさんとのバッティングがあったり、お留守だったりもしましたが、おおよそ想定通りに事は進んでいきました
お昼までに9,500〜9,600g達成‼️
正直、この時点で「勝てたかも」と思っていたんです。前回優勝のウェイトも超える事が出来ていたので。
しかし、油断は禁物。
時間いっぱい探しました。
残り1時間で入ったピンにはデカそうな魚が
コイツを釣れば余裕の10kg超えを達成出来ると思い頑張ったのですが、、、。
あと少しで喰いきらない
何回も見に来て、「喰うか」ってところまではいくのですが、、、。
あの手この手と30分程頑張りましたがギブアップ
その後、数ヶ所確認して帰着の為に会場へ戻りました。
帰着申請を済ませ、ボートに戻ろうとした時に検量場所が何やらザワついています
ダンチマも覗きに行きましたが、釣りウマの日置さんがデカイ魚を検量中。
3本目の魚をカゴに入れた時に表示された目盛りを見て崩れそうになりました
「10,100g」
マジかー
負けたー
まさかこの時期に10kgを超えてくるとは
流石、釣りウマの日置さんです。
重い足取りでダンチマも検量を済ませます。
「笠井選手 3本 9,600g」
写真は笑ってますが、心では泣いてます
当日の精鋭5人です。
さらにさらに、ロクマル賞も長さでは64cmで勝てたのですが、重さで90g負けました
こういう時って優勝の方が全部持っていくパターンですね
日置さん、おめでとうございます
お立ち台でのインタビューでは、あまり喋りたくなかった事も思わず喋ってしまいました 聞いた方は忘れて下さい
3位の方とはダブルスコアに近い開きがありますが、結局は1ポイント差
せめて優勝したかったです。
自分のツメの甘さ、実力不足が嫌になります
今年は「勝てたか?」と思ったトーナメントが3回。
勝てたのは1回。
自分で上限を決めたらダメですね
残り2戦。
次戦は7月末頃。
年間ランキングは暫定1位ですが、2位の日置さんとは1ポイント差。
3位以下の方ともそんなに離れていません。
万が一コケてしまうと一気に5位以下に転落してしまう僅差です。
残り2戦は攻める釣りをメインにしながらも、サブでコケないようなパターンを探して頑張りたいと思います
タックルデータ
キッカーバグファットベイビー ヘビダン用
ロッド :オライオン ムーンゲイザー
ルアー :キッカーバグファットベイビー
ベイビーギル
ライン :バスザイルマジックハードR 16LB
フック :デコイ キロフック 3/0
シンカー:タングステン 1/2oz
ラストエース128S ヘビダン用
ロッド :オライオン ユミハリ
ルアー :ラストエース128S
ネオンモロコ
ライン :バスザイルマジックハードR 16LB
フック :デコイ キロフック 4/0
シンカー:タングステン 3/4oz
今回のメインルアーは「キッカーバグファットベイビー」と「ラストエース128S」。
前回と一緒ですね
ただ、今回は「ラストエース128S」の使用率が高かったんです。
5月半ば以降、オス、メス問わず「ラストエース128S」への反応が良くなって来ているのを感じていました。
使い込む内に感じたのが、持って行くバイトは問題なく、威嚇系の瞬発的なバイトではバラシもあった事でした。
5月18日に駐艇している淡海マリーナのオーナーズカップに出場した時の事です。
この日は集中力もなかったのですが、自分のミスでブレイクさせてしまったり、バラしたりで8本掛けて2本しか獲れずで撃沈
勝つ気マンマンだったにも関わらず、自分の不甲斐なさでヘコんで帰りました
それから色々と考えた末、大したアイデアでもないのですが「もっとフックを出やすくすればバラしも減るはず」と考え、「ラストエース128S」のお腹にスリットを入れてみました。
最初はいきなりカッターで切り始めたのですが思ったように切れず、歪んだスリットになってしまいました
色々と試した結果、カッターの刃先を刺す、刺す、刺す。
スリットを入れたい長さ分を刺す感じです。
そして最後にカッターで切る様にすれば真っ直ぐに切れる様になりました
プラで魚は触らないので、このスリットが効くのかは半信半疑でした。
そして、ぶっつけ本番で試しましたがバラしはゼロ
「オライオン ユミハリ」の超絶感度と相まって、ショートバイトもキッチリと決めることが出来ましたよ
ジグヘッドで釣っていた時には全く感じなかった事も、リグやフッキングの仕方、バイトの出方でも変わる奥深さ。
だからバス釣りって面白いんですよね
毎回勉強です。
考える事を止めたらそこで進歩は終わり。
いつも足りない頭をフル回転させながら、バスの気持ちになって色々と考えてます。
100個考えて、まともに使えるのは2つ、3つ程度ですが
ただ、この2つ、3つが自分のシークレットになったりするんですよねー
楽しいです。
トーナメントはいつまで出来るかなぁ?
なんとしても60歳までは頑張ろうと思います