３月３１日に開催された「チャプター琵琶湖 開幕戦」に出場して来ました。
(今回は長文です)
前日の土曜日にプラに入りましたが、春のバスは動きが早いので、南湖の半分ぐらいを更に絞った場所のみを丁寧に魚探がけ。
１日の７割ぐらいを魚探がけに費やしました。
少し気になった場所はルアーを入れましたが、反応はすこぶる悪い
なんとか口を使ったバスは２本。
しかし２本とも２キロ前後と勝ちに絡める魚ではありませんでした。
そしてプラが出来る時間は終了。
その中からエリアなりピンなりを選択してプランを考えながら帰路につきました。
試合当日。
いつもの流れで受付、ミーティング。
初戦は年間参加の受付、エンジンベルトの受け渡し等、いつもより時間がかかります。
８時過ぎ、いよいよスタート‼️
フライトは１番でしたがデッドスローも500m以上あるので、帰着申請まで考えると実釣時間はMAX４時間５０分ぐらい。
他にも大会が開催されており、天気もいいし今回も混雑予想
でも、条件は皆一緒。
時間配分に注意してプラン通りに回ると決めてスタートしました。
最初のポイントはピン。
誰ともバッティングせずに入れましたが、魚はあまりいない感じ。
少ない魚に時間を費やすのは勿体ないので次。
向かった先は今年から練習し始めた西岸パッチ。
到着すると船団が出来ていました
しかし、狙いのパッチは船団から少し外れた北側にあり問題なく入れました。
魚が付くパッチ、付かないパッチにはある程度共通点があり、魚が付きそうなパッチのみをチェック。
やはり魚が付きそうなパッチには、高確率で魚がいました。
「バスエネミースティックリバースカラー」、1.８gジグヘッドのミドストから始めましたが、何度試しても全く反応させられず。
カラーチェンジ、ルアーチェンジしても反応させられず。
前日もミドストで釣れたのは１本だけだったので、ミドストは諦め「アントライオン2.7インチ」のRDSに変更。
魚探を見ながら喰わせられそうな位置にいない魚はパスし、喰わせられそうな位置にいる魚のみに焦点を当てて狙って行きました。
すると、超ロングキャストに明確なバイト
フッキングすると魚は浮上し、かなり遠くでジャンプ。
かなりデカそうな重量感のある引きで慎重なやりとりを心がけました。
しかし、寄せ来てはラインを出されての繰り返し。
ボートの真下に入ったり、エレキの方へ走ったりで、頭の中では「ヨッシャー」、「うわ最悪」、「頼む頼む」がローテーション
そして、やっとボート際まで寄って来たのでランディングしようとネットを出した瞬間、ハプニング発生
なんと、デッキに置いてあったタックルのハンドルがネットに引っかかっていて、ネットを出した瞬間、「オライオン ムーンゲイザー」が湖上へポチャン
魚はデカい。
でも、オライオンとリールを失うのは痛い、、、。
そして考える事０.５秒。
結果、魚を優先
ネットに魚が入った瞬間、オライオンを見るとギリギリ手が届く位置。
自分でも驚くスピードで手を突っ込み救出成功
オライオンが軽かったおかげで沈むスピードが遅く助かりました。
一部始終を見ていたと思われる近くのボートさんから拍手を頂き、カッコよく？親指
を立てて挨拶させて頂きました。
とりあえず１本獲れたおかげでNFは免れ気は楽になりました。
重さは量ってませんが４キロはありそうな雰囲気。
「１本のみでもシングルぐらいはいけるか？」なんて皮算用。
しかし、時間はあと３時間半程あったのでリミット目指して頑張りました。
すると、違うパッチで微妙なバイトから３キロクラスを追加。
さらに違うパッチで２キロを追加。
リミット達成
１本目と２本目は入れ替える事はないと思ったので量らず。
目測からの推定ウェイト、８kg後半〜９kg台。
またしても「お立ちは堅いか？」なんて皮算用
しかし、２キロの魚をを３キロクラスに入れ替えれたら優勝もありえると思い集中しました。
船団の北の外れにいたはずですがボートも増え、パッチをチェックしにウロウロする事が出来なくなったので移動しました。
次はカネカ。
魚が減っており次。
次は会場近くのピン。
いました
デカそうなのもいます
しかし、あれやこれやルアーローテーションをしますがワンバイトあったのみで獲れず。
何度も入り直しましたが結局喰わせられず。
帰着時間も迫ってきたので会場へと戻りました。
帰着申請後、検量。
推定ウェイトを１kg上回る10,310g‼️
１本は自己記録を75g上回る64cm 5,380gでした
さらに３本で10kgを超えたのも初めて。
更新づくしの開幕戦。
これはいったか？
いよいよ表彰式です。
当日は５２名参加でウェイインは１１名。
リミットしたのは上位３名との事。
３位以内は確定しました。
５位からコールが始まり３キロ台。
４位、５キロ台。
「ここからウェイトが跳ね上がります」と言われてドキドキ。
「３位、9,260g」
「９キロ釣って勝てないのか」とのどよめきが。
いよいよです
「２位、9,700g」
「優勝は唯一の１０キロ超え。３本 10,310g 笠井さん」のコール。
やりました
さらにロクマル賞でお米も
最高のスタートを切れました
正直、３本揃うかNFのどちらか？かと思っていましたが前者の方で良かった。
今年から練習し始めた西岸パッチ。
練習して良かったです。
必ず結果が出るとは限りませんが、やっぱり練習は必要ですね。
そして、優勝に導いてくれた「アントライオン2.7インチ」ラバーチューン。
少し爪や脚をカットしていますが、ラバーを含めて凄くいい動きをしてくれます
今回は濁りが入っていた為、シルエットを出す為に「グリーンパンプキンBK」を選択したのが良かったのかもしれません。
そしてロッドは溺愛の「フェイズ スピットファイア」。
もうこのロッドに関して語る必要はありませんね。
キャスト性能からテーパー、パワーまでパーフェクト。
今回もPEセッティングでリーダーは7LB。
強めのドラグ設定にも関わらず、曲がるバットでキッチリ耐えてくれましたよ。
次の第２戦は４月２１日。
上位目指して頑張りたいと思います。
タックルデータ
ロッド：フェイズ スピットファイア
ルアー：アントライオン2.7インチ
グリーンパンプキンBK
ラバーチューン
ライン：PE0.6号
リーダー：バスザイルマジックハードR 7LB
シンカー：タングステン５g