さっぴーの思い出置き場 -4ページ目

さっぴーの思い出置き場

主にライブのレポートや、気付いたこと、思った事、感じた事を自由に僕なりに書いて行きます。
お手柔らかにお願いします(笑)

はい。
「紅き大魚の伝説」ネタバレアリのブログです。
ちゃんと映画見てから見ろよ!


面白かったよね?
異論は認めるけどちゃんとどこら辺が悪かったか教えて欲しい。
まあ、俺もあんだけネタバレ無しのブログで褒めてはいるけど、んー残念だなぁって所はあるんですよね

例えば、異世界の住人の説明があまりにも少なすぎる。人間でも神でもない、他者って言ってるけれど流石に少しぐらい説明を入れて欲しい。

冒頭であらゆる自然の摂理を司るって言っていたけど、出てきたの「鳥」「火」「水」「風」「木」「岩」ぐらいじゃなかったですか?漏れありそうだけど、数えられるぐらいしか出てこなかったの勿体なかったなーって思いました。X-MENが好きな人間なので…

あと、鼠婆
なんの説明もなかったけどなんだったんだあれ。
僕には分かんなかったよ…

それと、災厄が起きた後のクンとの別れのシーン。
確実に別れないような別れ方じゃないですか?
そして呆気なくクンが戻ってくるし。
もう少し「別れ」という物を大切にして欲しかったラストの別れのシーンは感動するものがありましたけどね。差が激しいのが如何せん良くないですよね

まあ、ディスってばっかりも面白くないですよね。
ここから本番

最初のおばあちゃんが
「100年が過ぎ去った。
私はもう117歳。
毎回人々に語っている。
生きているものは皆海を泳ぐ一匹の巨大な魚。
私たちの命は大海原を渡っているようなものだと。
年寄りの戯言と誰もそれを信じない」
これ、最初は何言ってるか全くわかんなくて、「誰もそれを信じない」側だったけれど、見終わってから聞いてみるとチュンがどんな経験をしてきたか分かってなるほど!ってなるから面白いですよね。


そうそう。
始まって冒頭で、馬に乗るシーンがありましたけどその時の雨宮天の「やぁ!」って声や「やっ!」って声が可愛すぎて無限に聞いてました。ツイートしたけど。
そのシーンからなんですけど、馬に乗りながら、

チュン「チウ 人間界って面白い?」

チウ「あぁ!去年戻りたくなかった!」

チュン「じゃあ戻らなきゃ良かったのに!」

チウ「え?」

ってくだりありましたけど、この時のチウの気持ち考えると面白くないですか?笑
「え?」の後にちょっと間をおいて、
「じゃあ誰がお前を見送る?」ってチウ
「見送りなんていらない  勝手についてきたくせに」とチュン
いやぁ可哀想なチウ
相当なダメージだと思いますよ笑

からの最
チュンの「チウは兄みたいなもの」

マージでダメージやばいと思う。

この時にはもう魂捧げてるしさ、本当切なすぎやしませんかこの恋




ここで、少し調べた事なんですけど、このストーリーって中国の思想家「荘子」の「逍遥遊・しょうようゆう」って話が元になってるみたいですね。


昔々のその昔、明(今の中国)の国に
大きな大きな椿の木があり
天にいたるほどだったそうです。


その椿の大木は八千年をもって春とし、
その間、花咲かせ葉生い繁げらせ、
元気よく育ちました。
そして、次の八千年をもって秋とし、
その間葉散らせ、実落とし続け、
また次に来る八千年の春にそなえました。


その木の下に、或る日、一人の若武者が立ちました
その若武者は椿の木を見上げて、
その大きさに感心して思わず
椿の木に語りかけたそうです。


「この世で一番大きな椿よ。
わしもこれから都に出て、
いつの日かそなたの如くこの世で
一番の偉い人物になってみせる」と。


それから、数十年がたち、
その若武者は望が通り、
この世で一番の国主となりました。
そして、春盛りの頃、
再び椿の木の下に戻りました。
この世で一番の国主になった男は、
また、椿の木に語りかけました。


「この世で一番の椿よ。
わしを見よ。
約束通り、このわしはこの世で一番の国主となった
されど、そなたは老いさらばえ、
春盛りの今日の日に、葉散らせ、
実落とし続けておるではないか。
そなたの命は幾許も無く、
もはやわが国の栄華見ることできまい。
残念なことじゃ。」


男はそう申して去ったそうです。
それからまもなく、男の国は滅び、
男もこの世を去りました。

(どっかのサイトのコピペです)


これの教訓は、人間の成す事なんて自然の成す事に比べればちっぽけなものだ
という事です。
上の話の「成す事」はこの世で一番の国主になった事ですが、「紅き大魚の伝説」ではここを恋愛に置き換えています。
つまり、自然からすれば恋愛や失恋の一つなんてちっぽけなものと言うことでしょうかね。

ここで調べてる途中に出てきた豆知識なんですけど
「大椿(だいちん)」って言葉があるみたいですね知らなかったんですけど。
この意味はこの「荘子」の物語から派生してるんですけど、
8000年を春とし、8000年を秋として、
人間の32000年がその1年(春夏秋冬)にあたる。
人の長寿を祝っていう言葉
らしいです。またひとつ賢くなりました。

この話を聞いて気づいたんですけど、
「椿」チュン
「湫」チウ
って漢字がエンドロールに使われてましたね。
使われてたってか中国ではこんな漢字になるんだろうけど。

チュンが司るのは「木」チウは「水」
漢字に入ってますよね。面白い。

ここから僕なりの考察
先程恋愛や失恋なんてちっぽけなものと言ったけれど、漢字からして、春がチュンで秋がチウ
どちらも8000年とするとちっぽけなものじゃなくなるんですよね。
愛は世界を救うなんて言葉があるように、ちっぽけなものでも時には自然をも凌駕するような力になりゆるって事。
それを彷彿させるのが最後のシーン。チュンがチウから貰った鬼のようなアクセサリーをネックレスにして身に付けていましたね。
生まれ変わったはずなのに、前世の物を身に付けている。自然の摂理に逆らっているって事です。



いかがでしたでしょうか?



もっと深堀したら面白いこといっぱい出てきそうですね。
映画見た人感想を聞かせて下さね!





さっぴー