実家でずっと犬が飼われていて、物心ついた頃から犬がいた私。
セッターやポインターなどの狩猟犬の他、雑種や牧羊犬など比較的大きな犬が飼育されていました。
また、よく遊びに行っていたお宅ではグレートピレニーズが飼われていたため自分より犬が大きい世界で育ってきていました。
ミニチュダックスフンドという小型犬を家族に迎えた時、ガリガリでボロボロの他、犬なのにサイズが滅茶苦茶小さいことに驚きました。
立ち上がった時に自分の膝頭より下に頭がくる犬は初めてでした。
大きな犬に慣れている私は「いつか引退した盲導犬の里親になれたらなぁ。」と漠然と考えていました。しかし、今住んでいる自宅では大型犬を飼うことが出来ません。しかも働いていたから看取りを行う里親は無理でした。
「実家でワンコを触れるからいいか。」と思ってなんとなく日々を過ごしていた時に繁殖犬として利用され、うちが断れば保健所へ連れていかれてしまう状況のこの子と出会いました。
小型犬なら飼うことが出来るので、これが犬との縁なのかと本当に思いました。
そうして始まったミニチュアダックスフンドとの日々ですが、その小ささに私がまだ慣れていなくて、犬にぶつかったと思って「ごめんね。」と謝ったらゴミ箱だったということが度々あります。
誤って踏んづけそうになって回避をした時に犬がとても怯えた行動を見せました。
「あぁ、この子は前の飼い主に踏まれるか蹴られるかされてきたんだな。」と悟りました。
今は近くでまたがれたりしても怖くないよということに徐々に慣れさせているところです。
心の傷の深さを知るとともに、より一層この子を大切に育て直したいと決意を改めてしました。
