二度と戦争はせんど!
先日、95歳となった母と、ウクライナの悲惨な戦争について話した際、
日露戦争の東郷平八郎元帥の話となり、
「・・・本日天気晴朗なれども波高し」
「皇国の荒廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」
と敬礼しながら合唱し合いました。
骨と皮だけになった母も、記憶はまだ確かと、少し安心した次第。
終戦時、北朝鮮の興南でロシア兵に踏み込まれ、
命からがら帰国できるまで、悲惨な戦争の体験をしつつも、
若いロシア兵にプロポーズされたこともあったなどと、
昔語っていた母も、
生きている間に、再びロシアによる悲惨な戦争を目の当たりにするとは・・・。
海軍航空隊の整備兵として、
数多くの戦いに挑んで、
奇跡的に生き延びた父が
生前に常に語っていた言葉が
「二度と戦争はせんど!」。
先日、父の墓参りに行った折、
墓石に現れた一匹のアマガエル。
「こら、悲惨な戦争は、300万人以上の同胞の命を奪われて、俺いたっがやり終えた!」
「お前たちは、二度と戦争はせんど!と、子々孫々、若い人々に、伝え続けよ!」
アマガエルとなって、父が睨んでいるような気がいたしました!
老南虎 拝