本日は、最低気温ー5度・最高気温が+4度で、この時期としては

暖かいほうです。


今日は味の探訪で、北海道は小樽の特産品でもあるニシンについてのお話で、小樽の洋風居酒屋さんのニシン料理です。


今年は、例年に無くニシンの豊量が伝えられており、ここ小樽でも連日生きの良い良形のニシンが市場を賑わしております。


まずは鮮度の良さから、地元ならではのお刺し身がオススメで、身は柔らかいのに歯ごたえが有り脂の旨みがたっぷり、これだけでお酒2~3合はいけそう、、、


続いて、ちょっとおしゃれな洋風マリネ、作り方は新鮮なニシンを塩でしめ、ライムを搾った酢に一晩付けた後、ひと口大に切った身を、大葉や水菜などの上


に乗せ自家製マヨネーズをかけて出来上がりです。


もう一品は、ニシンと厚沢部産(北海道の特産品)メークインのポテトグラタンで、ニシンをカリと焼いた後、身崩れしないメークインのホッコリ感が、絶妙なバランスを醸しだした一皿となっております。


我々子供の頃(昭和30年)は、でかいニシンの頭を取り、七輪の炭火で脂ジュウジュウ煙モクモク、白子や数の子が食み出した焼きたてのニシンを、ダイコン


下ろしに醤油をかけて一尾丸ごとご飯のおかずにしたものです。
今考えると、炭火で生ニシンを焼いて食べていた訳ですから贅沢ですよね、、、


春告げ魚とも呼ばれるニシンは、かっては豊量につぐ豊量で、漁師さんの建てる家はニシン御殿と呼ばれるほど、町全体が活気に満ち溢れておりましたが、


乱獲と自然環境の変化による影響で、何十年も不漁が続くことになりました。

ただ、4~5年くらいまえ頃から徐々に漁獲量が増え始め、今年度は今までで


一番の漁獲量となったようです。


また同じ間違いを起さないためにも、計画的に資源管理をして、多様な日本食文化を守る意味でも、努力を重ねたいものですね。




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我が日本国では、やきとりを始め、日本料理で ”とり” と言えば
ほとんどが ”にわとり”のことで、その飼育の歴史は浅く、特に

食肉専用として商業ベースに乗ったのは戦後になってからの
事です。


一言で ”とり” と言ってもブロイラーや、地鶏と呼ばれる
(比内鶏、名古屋コーチン、シャモ、等々)各地のブランド名

を付けた物や、相がも、うずら、きじ、すずめ等、希少ですが
野鳥を専門に提供するところも有るようです。


輸入品の中では、コストの安い中国や東南アジアからの
串刺し製品の需要も多く有りますが、味はほとんど国産と

かわらず、むしろ仕上がりが丁寧だと言われております。


昔と違い現在は、ネットや物流の発達により、ほとんどの
食材が簡単に手に入る様になりましたが、焼き鳥の専門店

でも、ブロイラー使用が圧倒的に多い状況です。


これは、地鶏の様な特殊な鶏は、普通の鶏の3~4倍の値段
で取引 されている事と、歯応えが有り濃厚な旨みよりも、

柔らかくサッパリした味が好まれる様な嗜好の変化が要因
として考えられます。


また、鶏は絞めて8時間後から熟成(酵素が活性化)が始まり、
食べ頃となりますが、食材として届くまでには、早くとも 丸一日

以上は経過しております。


鶏は足が速いと言われる様に、絞めて3日位過ぎると、常温で
臭みを生じる様になるので、臭いが鮮度の判断基準の一つに

なります。


鮮度の見分け方としては、一般的には第一に臭いが薄く、膚に
光沢が有り、ピンク色が新鮮と言えますが、地鶏など種類によって

は膚の色に違いが有り、判断は難しいと思います。


何れに致しましても、古くなるにつれて白っぽくなるのが
一般的です。


次回は豚肉のお話です。




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昨日は、近所のスーパーからチリ産のサーモンを買い求め、手巻き寿しを食べました。
何時ものことながら、非常に脂が乗りサケ特有の臭みも無く大変美味しく頂くことが
できました。

同じサケでも、北海道沿岸で獲れる秋サケは、全国で獲れる漁獲量の80%を占める
国内最大級の漁場ですが、今年は他の地域と同じように不漁が続いております。

不漁の原因は定かではありませんが、ホッケやスルメイカと同じように例年と比べて
も異常に海水温が高い事が影響していると言われております。

サケはアイヌ語でカムイ・チェプ(神の魚)と呼ばれ、4000年以上前の縄文時代
から衣類や保存食料として、アイヌの人々に重宝されて来た歴史があります。

サケは産卵期を迎えると、脂肪分が卵巣や精巣に取られ味が悪くなると敬遠される方
がおられますが、伝統的な技法で作られる山漬け等は、ぜひおすすめの逸品です。

サケ山漬けの製法は、内臓を取り省いた頭付きの胴体に、アラ塩をたっぷりまぶして
サケを格子状に8~10段に重ね水抜きと身締め約1~2ヶ月、塩抜きのため水に漬け

その後、寒風にさらしほぼ1ヶ月熟成させ出来上がりとなります。 脂が少ない分
淡白ですが、熟成した秋サケがこれほど美味しくなるとは、眼からうろこです。

北海道に住んでいて、秋サケの山漬けを知ったのはごく最近ですが、手抜きをしたと
思われるような山漬けもありますので、購入の際は要注意です。

次回は秋サケの料理について報告します。



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