ある日、突然。
何の前触れもなく、Googleアカウントが使えなくなった。
身に覚えなんて、まったくない。
なのに、ログインできない。
理由もわからない。
ただ、締め出された。
再審査の請求があるというので、
「違反なんてしていない」と伝えた。
それでも返ってきたのは、たった一言。
「違反していることがわかりました」
……それだけ。
いつ、何を、どう違反したのか。
一切答えてくれない。
もう一度、再請求してみた。
でも、結果は同じ。
「復旧できません」
冷たく、機械的な返答。
データは11か月間保持されると言う。
でも、ログインできないのに、どうやって取り出せと?
連絡帳も、カレンダーも、すべて消えた。
このブログの下書きも、Google Keepに保存していたのに、
それも一緒に消えた。
脳梗塞をテーマにした小説。
あと少しで完成だった。
そのデータも、もう戻らない。
そして何より痛いのは、
他のメールアドレスのログイン情報のほとんどが、
このアカウントに紐づいていたこと。
被害は甚大。
生活の基盤が、崩れた。
もう、Googleは信用できない。
便利さに甘えて、依存していた自分が悔しい。
それでも、完全には切り離せないのが現実。
だから、最低限の機能だけは新しいアカウントで使う。
データはMicrosoftなどにも分散して、
ログインは別のメールアドレスで管理するしかない。
怒りと悲しみと、少しの諦め。
でも、ここからまた立て直すしかない。












