中新文娯独占肖戦インタビュー 全文日本語訳
注意書き:
- 写真は原文から借用させていただきました。
- 翻訳にあたり一部原文の表現を変更しています、又、誤字脱字ご容赦ください。
- 勉強・交流目的で翻訳しており、営利目的の転載等は断固お断りいたします。
- ネタバレと取れるような内容も一部あります、ご了承の上お読むください。

中新文娯は肖戦に「将来について、理想だと思う状態は?」と質問した。
肖戦がくれた回答は「平静であること」だった。
記者:張曦 任思雨
日本語翻訳:Danjih
つい先日、最終回の放送が終わった大ヒット軍事ドラマ《王牌部隊》は、肖戦の知られざる新しい一面を多くの視聴者に見せた。
この一面は、硬骨漢だった。視聴者からは「軍事小説の主人公のようだ。文武両道に秀でている。」という声が上がっている。
最終話放送後、中新文娯は肖戦にインタビューした。なぜ軍事ドラマのオファーを受けたのか、そして肖戦本人は顧一野に似てる部分があるかについて話を聞かせていただきました。

顧一野を演じるのに「少し自信がないところがあった」
小さい頃から肖戦は、軍人はとても神聖且つ偉大な職業だとずっと考えていた。
その為、オファーを受けた後、興奮ももちろんあったが、緊張の方が勝っていて、そして「少し自信がないところがあった」と肖戦が話す。肖戦にとって、《王牌部隊》に出演することは、「夢を叶う旅」だと思っているからだ。
よりリアルな軍人に近つき、視聴者に「満腔の熱血で軍人魂を鋳造し、この身を祖国と山河に捧げる」顧一野を見せる為に、肖戦は黙々と多くの下準備をしていた。
まずは多くの軍事ドラマ、映画を観て、インタビュー等を読み漁った。又、撮影開始前に制作スタッフと共に軍管区に入り、軍隊の中で暮らし、本物の軍人と共に訓練をしていた。朝5時半起床で早朝練習、軍姿訓練(直立不動体勢を長時間キープするもの)をし、更に銃を持つことを含めた日常訓練にも参加していた。

肖戦はこのように、実際体験してみることをとても重視していた。
小さい頃から人民解放軍は肖戦にとって馴染みがあるもよくわからない存在だったと。ニュースでも見るし、日常生活でもよく見かけたりするからだ。一方で、解放軍の日常生活、訓練の中身については一般人である我々は知らない。軍人を演じる以上、解放軍の仕事、行動、ミッション、そして経歴を全て噛み砕いて理解しておく必要があり、(そこまでして初めて)良い軍人を視聴者に見せることができると、肖戦が話した。

顧一野は「彼を尊敬するし、彼を慰めて労りたいと思う」
《王牌部隊》の中で、顧一野は軍人一家に生まれ、軍事理論の基礎がしっかり身についる上、軍人としてのスキルも抜きん出ていた。最初に登場した時、人が行き交う汽車の駅で、静かに本を読んでいた顧一野は、視聴者に深い印象を与えたでしょう。
肖戦が脚本を読んだ時の顧一野への第一印象は「クール過ぎて、冷た過ぎる」、不人情と思ったほどだったと。「ちょっと近つきたくない」と笑いながら言った。
一方で、顧一野が入隊した時はまだ18歳だった。肖戦は、いくら老成している役とはいえ、実際の役の年齢を考慮する必要があり、その年齢での光り輝く部分を見出す必要があると考えている。だから肖戦は監督と時間をかけて議論を重ね、役の細部まで考え、より立体的な顧一野を作り上げた。

視聴者が顧一野はバラードを歌って告白するかと思った時、彼は《私と私の祖国》を歌し出した。なるほど、顧一野が歌いたいのは、全て祖国への愛だったのかーーこれが顧一野のちょっとお茶目な一面だった。
撮影開始後、肖戦はますます顧一野を尊敬し、そして彼を慰め労りたい気持ちが強くなっていたと。「彼は義理固く、責任感があり、自分自身に非常に厳しい為、いつも多くを背負ってしまう事になる。そんな彼はもちろん尊敬はしているが、彼を慰め労りたい気持ちもすごくあります」。

「泣くシーンは最後脱力してた」
《王牌部隊》は放送始めてから最後まで、立て続けに繰り広げられるダイナミックな展開に、常に多くの視聴者による熱い議論で盛り上がっていた。
その中でも一番反響が大きかったのが、顧一野が彼を一番信頼していた排長(小隊長)は、自分を庇って命を落としたと知った時、気持ちを抑えることができず号泣するシーンだった。
このシーンで、泣いたのは肖戦一人ではなかった。モニターを目の前に監督も泣いていた。そして、多くの視聴者も顧一野と一緒に号泣をしていた。

このシーンが大きなチャレンジだったと肖戦は覚えている。ドラマの撮影は物語の展開順ではない為、このシーンの前は、戦場に向かう前に女性兵士と抱擁し、名前をお互いに教えるシーンだった。夕方から、張排長の戦死を知るシーンを撮り始めたという。
二つのシーンは全く違うタッチで感情のアウトプットは真逆だった。又、撮影は自然光の条件で行う必要があり、(夕方からだった為)スケジュール上非常にタイトだった。「監督は僕に、カット言わず、長回しで取るからと言った」。肖戦は短い時間の中で気持ちを整え、感情を臨界点まで引き上げた。2、3回で監督からOKをもらったと覚えているが、感情を投入するあまりに、最後は脱力していたと、肖戦が話した。

撮影現場の出来事を振り返って、肖戦はとてもいい雰囲気の現場だったという。「景瑜や楚曦と一緒に《王牌部隊》という3人とも大好きな作品に携わることが出来てとても嬉しく思います。現場にいた頃は毎日楽しかったですね。みんな役に真剣に向き合う役者だったし、物語の展開をより自然なものにする為に、台本の読み合わせの時にそれぞれの考えを言ったり、監督と議論をしたりしていました。」
「人に力を与えることができるのは、とても光栄です」
デビューしてから今まで、肖戦は前へ進みながらも、過去をよく振り返っていた。まだまだ足りない所も多くあるが、将来はより従容としているようになると、信じてるそうだ。

一定の影響力を持つ青年役者として、肖戦は自身が正能量(ポジティブエナジー)を広める社会責任を背負うべきと思っている。「自分に厳しく、本職を一生懸命取り組み、視聴者がプラスな内容を汲み取れるような、視聴者の印象に残る役を多く演じていく」と。
《王牌部隊》の中にある自然で真摯な戦友愛もそうだ、視聴者に多くの感動をもたらした。この戦友愛もまた、顧一野という役の最大の存在意義と成長の証である。

少し前、肖戦と中国女子バスケット代表の韓旭の微博での交流は、心が温まるエピソードだった。韓旭は、肖戦から「偶像の力」を感じたと呟き、それを見た肖戦は直ちにリツートして励みを送った。
多くの人に力を与えることができるのは、とても光栄だったと肖戦が話す。「これからは、より注意深く真剣に自分の仕事に向き合い、より積極的にこの責任を果たし、皆さんに力を与えられるように頑張りたい。」
肖戦は、能力の限り、取り組んでいる全てのことをよりよくしていきたいし、この考えをより多くの人に広めていきたいと話した。「全力を尽くして自分が好きなことに打ち込めば、かけた時間や努力はいずれ報われると信じてる。」

インタビューの最後に、中新文娯は肖戦に「将来について、理想だと思う状態は?」と質問した。
肖戦がくれた回答は「平静であること」だった。
「自惚れず焦らず、自身が足りない点や伸ばすべき点を見出し、そして、その方向に向けて努力していく。」