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「やる気を出してやろう」
「やる気があれば出来るはずだ」
日本人は精神論が大好きです。
強気な上司は部下に、やる気を要求します。
やる気が仕事の出来を左右すると思っています。
本当に部下をやる気にさせることは出来るのでしょうか

やる気やモチベーションは本当に仕事の成果に結びつくのでしょうか

本書は、ソフトブレーン株式会社の創業者である著者が書く、モチベーション不要論です。「モチベーション」を前面に押し出している会社ほど、実は業績が芳しくないのです。
「モチベーション」を上げることは上司の仕事ではない。
「やる気」があっても、なくても、同じようにチャンスを与え、成果を上げた人をきちんと評価しなければならないのです。
「やる気があるかどうかは、どうでもいいことだ」
「やる気のない人を放っておこう」
「やる気」を必要としない仕事論は必読です。
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・ないものを「出せ」と言われても、困るだけです。
・やる気のなさそうな社員がいても、グッと我慢することです。
そして、その理由を考えてみるのです。
・成長する会社というのは、社員が自分で考え、行動します。
失敗したら、どこがダメだったかを反省し、それを教訓にして次のステップに進んでいきます。
・牛を馬のように走らせたいなら、そういうふうに訓練する必要があります。
それをしないで、結果だけを見て「どうして走れないんだ!」と叱ったところでどうしようもありません。
・もし、ほめられることをモチベーションにする社員が増えたら、その会社はダメになります。
一回ほめたら、二回ほめないと仕事に精を出さなくなるし、そうすると三回ほめなくてはいけない。
もう、際限がなくなります。
・お客さんをほめる立場にあるのが社員なのです。まずはお客さんが満足する仕事をする。それがうまくいったら、社員をほめる。
その順番を間違えたら、甘えん坊の社員を増やすだけです。
・人間の能力には、ほとんど差がない。
その差が広がるのは、緊張感を持った人間が一生懸命、能力を磨く努力をするからです。
・上司は、部下の仕事の結果だけを見るのではなく、プロセスを見なければならないのです。
そして、どこに問題があるかを指摘し、それを改善するように指示しなければなりません。
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うまく行かないときは、余裕がなくなり、「がんばろう」になってしまい「やる気」頼みになってしまいます。
部下に「がんばろう」を求めてしまうのは、上司の能力がないということです。
やるべき指導をやらず、能力を上げる努力もしないで、「やる気を出せ」では、逆に部下の「がんばろう」を下げるだけです。
そんな上司、不要ですね。
本当に努力をしている人は、きちんと成果を上げています。
成果を上げられないなら、それは間違った努力をしているといえるでしょう。
現実的な戦略を考えて、実行しなくてはいけません。
「やる気」より「考える」
考えて、考えて、考え続ける。
「やる気」に頼らず、とにかく考え続けることが大事です。
目次
まえがき
1章 社員のモチベーションは上げるな!
2章 やる気のない部下はこうして動かす
3章 「上司は動くな」は大間違い!
4章 不況に強い会社には秘密がある
5章 できる社員はこう生きる
6章 やる気のないあなたに救いはあるか
7章 「差」があるから、がんばれる
あとがき