JAL再建はすべきなのか?  「血税空港」 「沈まぬ太陽」 | フォトリーディング読書感想文

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フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。


国会議事堂(晴れ)前原国交大臣
八ッ場ダム問題に引き続き、JAL再建問題でも、その発言内容、進行内容、良くないですね。

八ッ場ダムについては、
「総選挙の公約通り中止にします」
JAL再建については、
「倒産は絶対させません」

断言するだけです。

明確な、裏づけのある「根拠」に乏しい。
説得できる根拠がないのです。
だから、説得できない。

「成田空港をハブ空港に」発言も、良いのですが、根回しも何もなく言うだけは、誰でも言えます。
人気狙いが否めませんね。


血税空港 本日も遠く高く不便な空の便 (幻冬舎新書)/森 功

¥798
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本本書は、自民党時代の国交省の航空行政の無策ぶりにより引き起こされた、
日本の空港の現実が書かれています。

国際戦略のないまま、成田や関空、中部国際空港などを次々と開港し、
国内向けに整備した多くの地方空港の経営も行き詰ってしまった。


「わが県、おらが村に空港を」
いまや国内空港の数だけは、世界トップクラスですが、その実態はもちろん赤字です。

「もう空港はいらない」
航空行政の転換が必要だという内容です。




飛行機JAL再建の問題ですが、この状況では、航空会社の経営も厳しいのは当然です。
行政が悪かったのだから、助けてあげないと、と思わないでもありませんが、
しかし、同じ状況の中で、もう一社のANAは黒字なのです。

JALの経営内容が悪いことは自明のことなのです。


沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)/山崎 豊子

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映画ちょうど先週から、公開されている、「沈まぬ太陽」は、JALの暗部を描いたものです。
この映画の製作に入るまでに、政府やJAL関連から横槍が入って、
なかなか映画化できなかったようです。
ほぼ事実に限りなく近い内容なので、真実を知られると都合が悪いのでしょうね。

この作品を読むと、JALの酷い経営に心が暗くなります。


HELP!!そんな会社を莫大な税金を使って助けることが良いことだとはとても思えません。
OBの年金を大幅減額するような案も出ていますが、
会社が存続したままでは、明らかに労働者との契約違反です。

前例を作ると、経営状況が良くない企業が、こぞって「派遣社員の大量リストラ」をしたように、
利益のみを考える経営者に悪用され「大量年金カット」されるだけです。


しかし、倒産したら話は別です。
企業は根本から変えないと再生しません。
一からやり直す、それが最善だと思います。
(企業年金もチャラにできるし)


メールそういえば、前原大臣といえば、民主党の党首だったとき、
「ホリエモンのニセメール問題」がありました。
責任をとって、党首を辞任しました。

あのときも、「根拠なき追求」で墓穴を掘りました。
結局、同じことの繰り返しなんでしょうか?

「断言」する前に、明確な根拠を示さないと、結局、自分の信頼を失うだけです。



沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)/山崎 豊子

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沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)/山崎 豊子

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沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)/山崎 豊子

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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)/山崎 豊子

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