”自己啓発セミナー”はどんなことをやっているのか 「洗脳体験」 | フォトリーディング読書感想文

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新装版 洗脳体験 (宝島SUGOI文庫)/二澤 雅喜

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自己啓発セミナーと呼ばれるものが80年代後半から90年代にかけて流行りました。

本書は、そのセミナーに参加した人の体験記です。


ガーン実は僕は自己啓発セミナーに参加申し込みをしたことがあります。
10数年前、電車に乗っていると、会社の元同僚に偶然会いました。

しばらく世間話をした後、
「自己啓発セミナーに行きませんか、すごくいいですよ」
「ニューモさんはもっとできる人だから、絶対ためになりますよ」
と調子のいい言葉で、誘われました。

うそ臭い半分、興味半分でした。
家から近い場所で説明会があるので、説明会に行きました。


ビル説明会は、とても広いビルのワンフロアで行われました。
30名ぐらい出席者がいて、同じ人数ぐらいセミナーの主催者側の人もいました。

「今の自分を変える」
「隠れている潜在能力を引き出す」
「無限の能力を開発する」
テキパキとしたアグレッシブな人ばかりで説明も迫ってくる感じでした。


DASH!セミナーの卒業生から、
「すごく能力が上がりました」
「絶対受けましょう」
体験記も交えて話がありました。
その人は、有名企業の人でしたが、無料でセミナーの手伝いをしているようです。


椅子セミナーの疑似体験をしました。
マンツーマンで主催者側の一人と向き合って、
「相手のいいところをほめる」というものでした。
ちょっと恥ずかしく、威圧される感じでした。


パーそして、セミナーへの勧誘です。
一人ずつ数名の主催者に囲まれて参加への説得がありました。
とても断れない雰囲気で、仕方なく申し込みました。
2日で確か12万ぐらいでした。


電話家に帰ってよくよく考えて、
「やっぱり、どう考えても嘘くさそうだからやめよう」
と思い、翌日電話で断りました。




むっセミナーの内容を簡単にまとめると

・言いにくいことを発言する
・相手の批判をする
・嫌な気持ちを言う
・高尚なテーマのディベート
・相手を賞賛する
・自己批判と自己反省をする
・瞑想
・秘密の告白をする
・抱擁する


カゼ統一教会の修錬会もやり方も入り口は同じらしい。

・参加者を日常から引き離し、隔離された状態に置く
・精神的に空白に追い込んでいく
・そこに教養や思想、イデオロギーを徹底的に注入する
・思い切って壁を乗り越える体験をさせる

こういったプロセスを経ることで、人間は変化していくようです。


叫びお金を払って、セミナーの環境の中に入れられ、実際にこれをやると感じることは違うのでしょうが、
自己啓発セミナーは、どう考えても、洗脳行為です。
参加しなくてよかったです。

しかも、この本の著者は、意識が変わったのはしばらくの間だけだったようです。
人の意識や行動を本当に変えるためには、もっと継続して、時間も掛けてやらないと変わらない。


本自己啓発本も同じです。
読んだその時はいい気分になりますが、結局は実行出来るかどうかです。
知識や短い経験だけでは人は変わらないのです。

人は、強い意志と実行力ですね。


注意最近もこの手のセミナーは形を変えて相変わらずあります。
参加される方は、その前にこの本を是非一読を。


マインド・レイプ―自己啓発セミナーの危険な素顔 ドキュメント/塩谷 智美

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