「インターネットが死ぬ日 」 | フォトリーディング読書感想文

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インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice)/ジョナサン・ジットレイン

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■子育て男の子女の子

子供を育てるときは、あまり干渉しすぎず、
信頼して、のびのびと個性を尊重して育てると良いと言われています。
そうすると、積極的に行動するようになり、自分で考える思考習慣がつき、
創造的力も養われ、能力が伸ばせると言われています。


■インターネットの発展パソコンアップ

子育てとインターネットの成長は似ています。

草創期は不完全な状態からスタートしました。
設計段階でセキュリティなど制限することを重視しなかったのです。
それが、新しいものを生み出す自由度、発展する力を持つ要因になったのです。

誰も予想をしなかったほど成功しました。
その結果、注目が集まって新しい使い方が更にたくさん生まれました。
制限や干渉をしなかったので、のびのびと成長できたのです。


■性善説ニコニコOK

インターネットは人々がまっとうであることを前提に設計・実装されています。
人々がまっとうでなければ、現在、大きな障害を抱えてしまっているはずです。

これは、子供を信頼して育てたことに当てはまります。

信頼したからこそ、制限が減り、自由度が上がり、容易な発展に繋がりました。


■拡大のメリットとデメリット晴れ雨

・ユーザーの大半がパソコンを使っていること
・パソコンの柔軟性が高くプログラムの変更が瞬時に行えること
これらがメリットであると同時に大きな欠点にもなってきています。
急速に広がった反面、システムは脆弱なのです。

一部ユーザーがシステムのオープン性を悪用し始めています。
ウイルス感染、ネット犯罪、悪意あるサイトへの誘導、危険性は増しています。


■インターネットは死んでしまうのか?ガックリ

人々の間に恐れが広まると、一般ユーザーは何がしかの形でロックダウンしたいと思うようになるでしょう。
システムが人気を博したがゆえの問題の再発を防止するため、封じ込める動きが生まれます。
そうなると発達が阻害されだけでなく、縮小に向かいます。

現実、iPhone、Xbox360のような「閉じられた」メディアに人々は向かいつつあります。
PCよりも、ひも付きのメディア、つまり管理統制が効き、安全なものに移行しているのです。


■インターネットが生き残るにはロボット

最初のウイルスが登場した時、防御にあたったのは、
当時、インターネットを利用していたコンピューター研究者のコミュニティでした。
協力し、問題の原因を探るとともにその対策を考えたのです。
コミュニティにおける道徳心の醸成とコミュニティメンバーによる治安維持で大問題を解決したのです。

インターネットそのものが曖昧な、ナイーブな存在なのです。
柔軟で自由度があるからこそインターネットは発展をしてきました。

インターネットの活力を落とさず安全性を高めるにためには、
このようなコミュニティの力を活用することが最も重要なのです。

コミュニティの「良心」が、インターネットを救うのです。



■私たちが生き残るにはナゾの人

インターネットだけではありません。
現代の時代そのものがナイーブな存在です。

人々はいろいろなものを作ってきました。
作るものは次第に大きくなっていき、その力も強大になりました。

危険なものは私たちの周りにたくさんあります。
それらは私たちを殺すことも出来ます。

しかし、それらを、ギリギリのところでセーブしているのは、私たちの「良心」なのです。

現代を救うのは、私たち自身の「良心」なのです。




目次

パート1
第一章 箱の戦い
第二章 ネットワークの戦い
第三章 サイバーセキュリティと生みだす力のジレンマ
パート2 失速後の世界
第四章 生みだす力のパターン
第五章 ひも付きアプライアンス、サービスとしてのソフトウェア、そして万全なる執行
第六章 ウィキペディアに学ぶ
パート3 対策
第七章 インターネットを死なせない──肥沃なインターネットの安定
第八章 肥沃な未来を実現する戦略
第九章 生みだす力のリスクに対応する──プライバシー2.0
まとめ