
¥1,365
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発売日:2009年2月20日
☆☆☆☆☆
○アメリカ大統領になるには法律で、合衆国市民であるか、14年間にわたって合衆国在住でなければならない。
「なぜ14年なのか?」
○トヨタの販売店は巨大な星条旗を掲げている頻度が一番高い。
「なぜなのか?」
○アメリカのホテルやモーテルではどうしてシャワーヘッドが壁に固定されている。
「なんでこんな不便なことになっているのか?」
○日本だと同じ商品が6個パックになっていたら、ばら売りより1個あたりの値段が安くなるのが普通である。アメリカではパックでもばら売りでも同じ値段か、逆にパックの方が高くなっている場合もある。
「なぜ安くならないのか?」
○アメリカの郊外のマクドナルドは、どこも同じ設計で、ドアを開けて入ると、すぐトイレの通路がある。
注文カウンターの人に気づかれずにトイレに行ける。何も買わなくても気兼ねなくトイレに行ける。
「ホントなのか?」
「ホントにそうなのか?」
「こういうことは誰に訊ねたらイイのか?」
「そうだ、こういうことは"素晴らしい"ホームページに訊ねてみるのが一番だろう!」
宇宙飛行士・向井千秋さんのご主人、向井万起男さんの最新刊です。
向井さんは、アメリカで暮らしている奥さんを訊ねて何度も渡米をしています。そのアメリカでの経験を通じて、アメリカやアメリカ人についてたくさんのことを考えています。
そのたびに、関連するアメリカのホームページを探し、ドンドン質問をしています。
見も知らないアメリカ人とたくさんの交わしたメールの内容が紹介されています。
日頃、疑問に思うことがたくさんありますが、向井さん夫婦の疑問とそれを探求するこの内容には、そのユニークさと共に、
「子供の頃に誰もが持っていた疑問や探究心」
「算数など、問題が解けたときのうれしい気持ち」
忘れていた純粋な気持ちを思い起こさせます。
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疑問
アメリカの田舎をドライブしていると、動物の死骸の多さに驚くのだ。車にひき殺された動物の死骸である。1年間に100万匹の犬ひき殺される。そこらじゅうに転がっていて不気味である。
アメリカ人の友人が教えてくれた。「アメリカでは必要なくなったペットの始末に困ってわざと車から捨てる人がけっこういるんだよ」
動物愛護団体への質問
「アメリカの高速道路など、ドライブしていると、犬や猫や鳥などの動物たちが車にひき殺されているのを目にして驚きます。アメリカには、必要なくなったペットをわざと道路に捨てて、他の車がひき殺してくれるのだろうときたしてのことだと、アメリカの友人に聞きました。アメリカの動物愛護活動は、道路上の動物を守ることを早急に行うべきだと思います。こうした私の意見をどうお考えですか」
回答
「アメリカ人は、普通必要のなくなったペットを殺すために道路に捨てたりはしません。ペットが必要なくなった場合、ペットを田舎の道路脇に置き去りにします。殺すためではなく、自分たちのペットが田舎の人に見つけられ、のんびり田舎で暮らすようになることを望むからです」
しかし
「アメリカ人の中には、動物やペットを椅子やラジオと同じような所有物として扱う人がいます。ペットを飼うことに疲れると、捨ててしまいたくなるのです。ペットは生き物であり、呼吸もし、感情を持った創造物であることなど考えもせずに」
感想
私(医師)も女房も、動物を使う科学実験を行うことが多い。アメリカの動物愛護活動家は、こうしたことに抗議を繰り返している。動物を虐待するな、と。
宇宙で行う科学実験の中には宇宙飛行士自身が実験台のものもある。アメリカの動物愛護活動家はこれには抗議せずに、動物のことだけ抗議する。オカシイじゃないか。
でも、言い分はこうだ。「宇宙飛行士は自分の意思で実験に使われているが、動物はそうではない」。そんなの屁理屈だ、動物愛護活動家は変な人だ、と頭にきていた。
今回、動物愛護活動家とのコンタクトを初めてとり、抱いていたイメージは変わった。
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目次
14という奇妙な数字
巨大な星条旗
空を見上げたポパイ
い~い湯だなin USA
黒い革ジャンの少年たち
100万匹わんちゃん
制服を着ている人々
シンデレラの暗号
キルロイ伝説
マクドナルド万歳!
勝手にしやがれlヒューストン市警の対応
オザーク高原のイエス・キリスト
ニューヨーク市への忠告
修道士からの手紙