「こうありたい」自分に変わる  「脳から変えるダメな自分」 | フォトリーディング読書感想文

フォトリーディング読書感想文

フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。

脳から変えるダメな自分―「やる気」と「自信」を取り戻す/築山 節

¥1,260
Amazon.co.jp

発売日:2009年4月25日
☆☆☆☆☆

「脳の性質を知り、自分の弱点を克服する」

ベストセラー『脳が冴える15の習慣』の著者で、脳神経外科専門医の築山節が、ダメな習慣を断ち切るコツを述べた、注目の一冊です。

脳というのは、自分そのもののようでいて、「自分はこうありたい」と願っている意思の中枢とは別の領域を多分に含んでいる。そのどこかに問題があるために「こうしよう」と思ってもできない、「こうなろう」と思ってもなれない。

それに対する原因を踏まえ、生活改善をしたり、トレーニングを行えば、理想の自分に近づける。パソコンを修理したり、補強したりするときのように、脳を対象化し、そこにある問題を解決することで、自分のあり方を変えるというものです。

最近、よく出ている脳科学者の本とは違って、実用的内容になっています。

病院の先生が一般の人のために、脳の働きを教えるような内容です。

-----------------------------------

・使いやすい言葉を「つい言ってしまう」。反射的にしゃべれる単語やフレーズばかり使っていて、意思的に言葉を選択していないために、普段あまり使わないような言葉を思い出す力が弱くなってしまっている。

発語する機会が少なすぎると、語彙と概念を結びつける力が弱くなる

・時間というのは非常なもので、使いすぎた分のツケは必ず支払わされます。どこで時間を使いすぎたのかを考えてみると。「何となく始めたこと」の積み重ねだったりするわけです。
そのことを防ぐために、私は必ず開始時間を書くようにしています。

・パソコンの画面のような小さな空間に集中しているときには、周囲の情報に注意する力がお休み状態になりやすい。パソコンを使っているときの「時間の浪費」を防ぐ。

「今日、何をどこまで」が不明確では集中できない

自分の価値観に忠実であることが、ポジティブの源泉となる。
自分にとって簡単なことでも、それを一つ解決できたというのは、脳から見れば価値のあることです。それを毎日積み重ね、成果として確認している人は、前向きになりやすい。

・上手くいかないときや解決できないことばかりが続くと思い悩む。そういうとき、少し時間をかければ確実に終わる事務的な作業を一つでも片付けるようにしています。
「上手くいってないこともあるけど、着実に処理できていることもある。その分前進している」

-----------------------------------

ついついパソコンの前に座って、延々とやってしまう。
「いつまでやるのか」を決めていないから時間にルーズになっている。
時間管理は出来ているつもりでも、よく考えると無駄な時間も多い。
要チェックです。

人間を本当に駄目にするのは満足感である。
「私は変らなければいけない」と思わなくなったとき、その人の脳は若さを失っていく。
大切なのは、「変ろう」とし続けることです。


目次
やる気が起こらない
集中力がない
早起きを定着させられない
抑制の力が落ちている
「空気が読めない」と言われる
自分の考えをまとめられない
思い出せない言葉が増えている
アイデアが浮かばない
時間を無駄遣いしてしまう
同じ失敗を繰り返す
ネガティブ思考に陥りやすい
変化への対応力がない