「非論理的な人のための 論理的な書き方入門」 | フォトリーディング読書感想文

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非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)/飯間 浩明

¥1,050
Amazon.co.jp

著者: 飯間 浩明  
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン   
価格: 1000円
発売日:2008年12月20日
☆☆☆☆☆



【問題】いい文章がかけるにはどうしたらいいのか?

【結論】勉強する、教えてもらう

【理由】自己流では限界があるから




■ブログを書くようになってから、
「上手く文章が書けない」と自覚するようになり、

文章力が上がる本を、
生まれて初めて読むようになった。


何事もそうであるが、
才能があれば別だが、
自己流では相当期間の努力がないと
目覚しい進歩は見られない。

だから、学んだり、教えてもらったりしなければならない。




■この本は、
「三省堂国語辞典」の編集委員である大学の先生が書いている。

題名は、硬い感じがするが、
読むと、わかりやすい。

わかるように、わかりやすくするための、
例題、簡単な練習問題もまじえてある。




■問題を投げかける「クイズ文」に答えがある。

この形式に落とし込んでいけば、
だれでもすぐに、伝わる文章が書けるようになる。




目次

第1章 伝えたい考えは「クイズ文」で書く
LESSON 1 言いたいことは伝わっているか
LESSON 2 クイズ文とはどういうものか
LESSON 3 クイズ文の反対は「日記文」

第2章 クイズ文の型を理解しよう
LESSON 1 クイズ文の四つの型
LESSON 2 ディベートはクイズ文を書くのに役立つ
LESSON 3 ディベートを疑似体験しよう
LESSON 4 ディベートからクイズ文をつくってみる

第3章 実践! クイズ文を書いてみよう
LESSON 1 「問題・結論・理由」を用意する
LESSON 2 「問題」の述べ方、ここに注意
LESSON 3 「結論」の述べ方、ここに注意
LESSON 4 「理由」の述べ方、ここに注意
LESSON 5 文章完成に向けてすべきこと

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■クイズ文とは


【問題】
自分の考えたことを文章にして、読者に間違えなく伝えるには、どうすればいいのだろうか?

【結論】
そのためには、「クイズ文」という(問題)(結論)(理由)という形式に従った文章を書けばいい。

【理由】
なぜなら、この形式は、読者と一つの問題意識を共有し、かつ、読者を一つの結論に導くためのものだから。




■注意点

【問題】は、原則として「~か」という疑問系で書き、読み手が思わず考えてしまうようなものにする。

【結論】は、問題のすぐ後の段落に、間をおかずに書く。さらに、文章の終わりにもう一度繰り返して確認する。

【理由】は、結論の後の段落に書く。結論と論理的につながっていることが大切。


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■ディベート型のクイズ文の構造は次のようになる。


「○○という提案は妥当か。妥当だ(妥当でない)。
なぜなら、○○だからだ。
これに対しては、○○といる反論があるかもしれない。
だが、その反論は○○という理由で当たらない。
したがって、○○という提案は支持できる(支持できない)」



ディベート形式を踏まえて文章を書くと、
考えを進展させ、
より考えの深まった文章を書くことができる。



■「人は空白を埋める」といわれている。


問題を提示されると、
答えたくなる
反論したくなる。

その性質を利用した文章の書き方である。





この本から学んだこと

「説得力のある文章は、いくつもの反論を呼び起こす」