
¥693
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著者: 山田ズーニー
出版社:PHP新書
価格: 660円
発売日:2001年11月29日
☆☆☆☆☆
自分に書くもので人に喜びを与えられるかどうか?
どうしたら思いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるのだろう?
書くこと、伝えることは難しい。
本書は小論文指導のエキスパートが、七つの視点から、よい文章を書くための戦略をアドバイスする。
自分の頭で考え、他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、心を揺さぶる表現の技術。
目次
プロローグ 考えないという傷? 考える方法がわかれば、文章は生まれ変わる
第1章 機能する文章を目指す? いい文章を書くとは、どういうことか?
第2章 7つの要件の思考法? 書くために、何をどう考えていくか?
第3章 伝わる・揺さぶる! 文章の書き方?実践編
第4章 より効果を出す! テクニック?上級編
第5章 その先の結果へ
エピローグ あなたと私が出会った意味
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■”伝わる・揺さぶる”3ポイント
①ゴールを決める
②問いを意識する
③結果のイメージを持つ
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○文章の「ゴール」、つまり、その文章は、最終的にだれに読まれ、どうなることを目指すのか、に着目すると、驚くほど、いろいろなことが見えてきた。
○自分が言いたいことをはっきりさせ、その根拠を示して、読み手の納得・共感を得る文章を書く。
○自分で「問い」を立て、自分で「答え」を出す、さらに、その答えに、新しい問いを立てる。問い⇒答え⇒問い⇒答えを繰り返していくことで、考えは前に進む。
○自分は何を書こうとしているのか、ではなく、「どういう問いに基づいて書こうとしているのか?」を考えてみる。
○自分が書いた文章を読み終えたとき、読み手に、どう言ってもらいたいか、その言葉で結果をイメージするのだ。これなら、結果を具体的に描きやすい。
○毎回「何のために?」と考えて、文章を書こうとすると、自分の仕事間や世界観が問われていることに気づいてくるはずだ。
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■文章の7つの要件
1 意見
2 望む結果
3 論点
4 読み手
5 自分の立場
6 論拠
7 基本思想
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7つのポイントを押さえて、構成や問いを考える、イメージを持つ。
これだけでいい文章が書けそうである。
でも、書くことは、テクニックだけではない。
自分の気持ち、内面を伝えることだ。
自分の偽らざる思いを書くことが、結局は相手に対しても誠実である。
それが相手の心に響き、相手が感じてくれたときのみ、本当の満足が得られる。
そこに人と人が通じあう喜びがあり、揺さぶる文章が書けるのだろう。
この本から学んだこと
書くことは、自分に問い、自分に答えることである