書評 「旅する遺伝子」 | フォトリーディング読書感想文

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旅する遺伝子-ジェノグラフィック・プロジェクトで人類の足跡をたどる/スペンサー・ウェルズ

¥1,995
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著者: スペンサー・ウェルズ
出版社:英治出版株式会社   
価格: 1900円
発売日:2008年10月27日
☆☆☆☆☆

あなたはいったいどこからやってきたのか?


起源の地アフリカから人類がいつ、どのように世界へ広まっていったのか?

先住民をはじめ、世界数十万人から採取した DNAサンプル分析したジェノグラフィック・プロジェクト。

本書はそのプロジェクトで明かされた人類の移動の歴史と、遺伝子のルーツを解明している。

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人種間遺伝子差異は(p27)

人種間に存在する違いは人類が持つ遺伝的差異の10パーセントにも満たず、残りの90パーセント以上は同じ人種内で見つかっているということだ、、、、
僕らはここの亜種に属しているのではない。世界中に広がる大家族に一員だったのだ。


遺伝子マーカーの分析でわかるのは(p111)

多くの西洋人とアメリカ先住民の祖先は、なんと約3万5千年前に中央アジアに住んでいた一人の男性だったという事実だ。

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人類は「兄弟」なのである。
共通した遺伝子と祖先を持つ生物である。


人類は気候の変化などで、一時期、人類の総人口が数千人の時代があった

人口が増え、文明の発展、産業の発達により、人種、思想などあらゆることで、争っている。
兄弟と争っている。
愚かなことである。




アメリカが主導した「ヒトゲノム計画」によって、28億5千万塩基対のヒトゲノム配列の解明が終了した。
この瞬間、ゲノムの時代の幕が開いた。
遺伝子学が進歩すれば、人間は150歳まで生きられるかもしれない。

遺伝子学は日々とてつもない躍進を続けている。