「他者が他者であること」
歴史小説作家の宮城谷さんのエッセイ集です。
まだ読む途中ですが、これぞ作家の書く文章です。
他者が他者であること/宮城谷 昌光

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随分前に宮城谷さんの本にははまって、半年ぐらいはずっと読んでいました。
(勿論速読ではないので、全部で15冊ぐらいではなかったかと思いますが、、、、)
久々に読みました。やはり、すごい。
歴史への目覚め、歴史の見方、趣味のカメラ、転居暮らしことが綴られています。
近水向陽(きんすいこうよう)(p23)
夕暮れ時の浜名湖ほど美しいものはない。
湖西連峰のむこうに落ちてゆく太陽の赤みを帯びた光が、青い湖面にきらめき散って、夜の色に軍融する前の色彩のたゆたいは、観る者を陶然とさせてくれる。
この湖がもつさざ波のひとひらひとひらに夕陽の赤が映り、それが、崩れてまた興るというくりかえしを遠望することで、からだのしんがしびれるような感動をおぼえる。
この表現力!
映像が目に映り、肌に夕暮れを感じる力があります。
言葉の選び方、並べ方、漢字の選び方、漢字とかなのバランス、音の響き方、、、、
言葉が流れるように素直に心に入ってくる。
心がきれいになった気がします。
こういう本をもっと読んで、感じないと駄目ですね。
目次
1 湖北だより(マキの生垣;逸勢の娘の孝心 ほか)
2 中国古代の構図(中国古代の構図;『奇貨居くべし』連載を終えて ほか)
3 カメラ(シャッターボタンを押すということ;時を写せ ほか)
4 他者が他者であること(他者が他者であること;二人の利休 ほか)
重耳〈上〉 (講談社文庫)/宮城谷 昌光

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孟夏の太陽 (文春文庫)/宮城谷 昌光

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青雲はるかに〈上〉 (新潮文庫)/宮城谷 昌光

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春秋の名君 (講談社文庫)/宮城谷 昌光

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天空の舟―小説・伊尹伝〈上〉 (文春文庫)/宮城谷 昌光

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奇貨居くべし―火雲篇 (中公文庫)/宮城谷 昌光

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