イムノス号がデビューしました | danielrokeのブログ

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2014年の大晦日に書き始めたブログです。最近は一口馬主関連のこと中心に書いています。

   一口出資馬のイムノス号(美浦 尾関知人厩舎 父ディープインパクト 母グレースランド)が、2月4日に東京競馬場でデビューしました。

    第6レースの3歳新馬戦(芝1800m)。イムノスは16頭立ての5番枠で、大野拓弥騎手が騎乗。馬体重は出走馬中最も軽い400キロ。体脂肪率が低そうなアスリート体型、好仕上がりに見えました。






   このレースにはイムノス以外にもディープインパクト産駒が4頭。うち3頭が上位人気を占めました。
  1番人気のレッドヴィクターは、テンション高めで馬体も寂しく見えます。
   2番人気は3冠馬アパパネの息子モクレレ。この馬は好仕上がり、でも少し硬いかな?
   3番人気がスイープトウショウの息子スイーズドリームス、こちらは明らかに太く見えます。
   
   イムノスは午前中5番人気でしたが、馬体重が発表されると7番人気(20.9倍)に下がってしまいました。小柄なので軽視されたようです。上位人気馬の状態を見ると、充分チャンスがありそうですが…。



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  イムノス号と大野拓弥騎手


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   応援馬券


   レースです。スタートは普通に出ましたが、内の馬とぶつかって後方に…。道中は14番手を追走して、そのまま4コーナー。直線に向いても馬群の後方。残り400mで外に出しますが、前でスパートしたピサノベルベットが内にヨレる。さらに内のスイーズドリームスとレーヌジャルダンが外にヨレる。それでもイムノスは怯むことなく、3頭の真ん中を割る。ゴール前で先頭に出たように見えましたが、外のピサノベルベットがもうひと伸び。最後はクビの上げ下げ。さあ、どっちだ?

   勝ったかどうか微妙でしたが、口取りを申し込んでいたので一応集合場所へ。場内テレビがない場所で写真判定の結果を待ちましたが、結局ハナ差で2着。デビュー勝ちはなりませんでした。

  勝てませんでしたが、素晴らしい内容だったと思います。上がり33.6は最速。ゴール前の坂で他の馬たちがバタつく中で、真っ直ぐ走りきった体幹の強さ。馬群を割った勝負根性。レース前に抱いていた不安を全て払拭する内容でした。

   怯むことなく馬群に突っ込む姿を見て、1歳6月の募集ツアーで初めて会ったときのことを思い出しました。なぜか胸前が傷だらけだったので、担当者に事情を聞いたところ「自分より大きな相手に挑んでいきます。その代わり後ろに傷はありません!」

   小柄ゆえにスタートで後方になってしまうリスクは、今後もあります(巨漢のキタサンブラックが、あっさり先頭に立てるのと逆ですね)。それでも魅力たっぷりの逸材です。今後に期待したいと思います。

   イムノス様、お疲れさま。
   そして、ありがとう。
   ひとまず、ゆっくり休んでください。。



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  決勝線手前 で撮影した写真
帽子赤がイムノス。勝っているように見えますが、ゴール板はもう少し先でした。