昨年の3月6日にNHKで放送されたドキュメント72時間『秋田 真冬の自販機の前で』が『惜別編』として再放送されました。
秋田の港の道路沿いに設置された古い「うどん・そば」の自動販売機。中にカップに入ったうどんが準備されていて、お金を入れるとお湯が注がれて出てくる単純な仕組み。古い機械なのでお湯が溢れてしまう。しかし修理する部品はもうない。そんな自販機に真冬でも、吹雪の夜でも客はやってくる。
古い自販機が持っている独特の温かみに惹かれる人々の気持ちが伝わってくる好編。前回放送時にブログに「今までのベスト」と書きました。
私が子供の頃、近所に自販機だけの店がありました。そこにあったのが同じ機械でした。懐かしい味…もう出会う機会はないでしょうね。